植物
スミレ目ウリ科ユウガオ属の植物。アフリカ原産の蔓植物で、世界最古の栽培植物と言われている。ただしひょうたんの肉はとてつもなく不味く、食ったら確実に腹を下す。
後述するようにひょうたんは果肉と種を取り除き、中をくりぬいて容器にするのに用いられる。
加工
ひょうたんの実は種によって大きさが異なり、最大のものになると身の丈ほどにもなる。
これを切り取って乾燥させると、皮に微細な穴が開いているため、ひょうたんに貯蔵すれば水や酒などを外気温より低い温度で保存することが出来る。
ひょうたんを収穫するとまずてっぺんを切り落とし、中に棒を突き刺して種や肉を穿り返す。
全部取り出すのは難しいので、後は上から重石を載せて水に漬けこみ、中の肉を腐らせる。それからしばらく放置し内部が腐敗したら、表皮を全て剥がし、中の肉を掻き出して皮だけにしてしまう。そして中を洗浄し、表にコーティングをすれば容器としての瓢箪が完成する。