概要
電子ゲーム『コンビニウォーズ バーコードバトラーII』(BBII)及びその関連作品に登場する敵キャラクターの1人。
ロリ顔 とエルフ耳が特徴の美少女で、両足を揃えた乙女座りをしている。
服装は同シリーズの女性キャラの中でもトップクラスに露出度が高く、胸パッドとビキニパンツを身に付け、マントを羽織っている。
頭には聖獣麒麟をモチーフにした冠を付けている。手には何も持っていない。
外見は耳以外完全に人間だが、いずれの媒体でも、純粋な生物ともサイボーグ(もしくは機械生命体)とも明言されていない。
もっとも明言されている敵キャラ自体1体しかいないシリーズなのだが。
なおコミカライズ作品『バトラー英雄伝説』『あっぱれ!バトラー隊』には未登場。
ストーリーモード『時空を超えた戦士達』
初出。マーケット紀のサンマート星(ステージ2のワールド3)に配置されている敵5人の中の1人で、ステータスはその中では最低。職業は魔法使い。腹に効く「夕暮れの大生(ゆうぐれのだいなま)」という魔術を使うという設定。
酒乱帝国の王女で、そのあどけない表情とは裏腹に「血も涙も無い」「冷酷無比」な性格だと紹介されている。
同モードの敵キャラは黒幕によって洗脳された住民だが、彼女の元々の性格がどのようなものなのかは不明であり(敵キャラの大半がそうだが)、洗脳される前から冷酷だったのかはわかっていない。
この星の敵共通の特徴として、HP増強アイテム「聖米ヒトメボーレ」を装備して挑めば有利に戦う事ができる。
元々本体説明書に二色刷りのイラストと3行程度の紹介文しか載っていないキャラであり、カード化もされていない。
その為絶対的な情報が少なく、色設定も不明である(後述のファミコン版では彩色されているが、カード化されている敵もカードとファミコン版で色が一致しない事が多い)。
ファミコンソフト『バーコードワールド』
ネオ・ゴッド帝国の配下。シナリオモードのワールド9より量産ザコ敵として登場する。職業はやはり魔法使い。
配色は髪が金色、マントが白、胸パッドが黒である。
関連キャラクター(?)
ラガー鬼姫(らがーおにひめ)
カードソフト『コンビニウォーズ正伝1 超パワー生命体!ダークバーコード星人登場!!』に登場する敵キャラの1体。
バーコード星雲を侵略した「ダークバーコード軍団」の一員。「酒乱一賊」(誤字ではない。BBIIの敵は皆「○○一賊」表記)に属している。
髪形や服装はラガー姫と似ており、職業も同じく魔法使いだが大人の女性の容姿で、釣り目と褐色の肌が特徴。
あどけない容姿だったラガー姫とは違い、見るからに悪女という外見になっている。
ビヤーサーベルという細身の剣を持つ。「今夜は帰さない」という名の幻覚魔術でダメージを与えてくるという設定。
薬草増加アイテム「朝鮮にんじん」を装備して挑めば有利に戦う事ができる。
漫画雑誌『別冊コロコロコミック』(以下『別コロ』)の記事によればラガー姫同様サンマート星に配置された5体の敵の1体であり、強さはその中で3番目。
また美容の為に何でもする性格であると紹介されている。
ラガー姫と鬼姫の関係は?
結論から言えば「不明」。鬼姫のカード裏面には、両者の関係に関する記述は皆無。
ダークバーコード軍団という設定自体が以下の様に非常に曖昧であり、鬼姫の正体も判然としていない。
- ストーリー紹介には「ダークバーコード星人とは『負の世界』からやってきた超パワー生命体」とある。即ち異次元人。
- 一方、同じ軍団員である華麗妖美は、ボン華麗(=バーコード星雲人)の血を引いているとカード裏面に明記されている。
- また『別コロ』の記事では、同じく軍団員の極悪焼酎力は「ダークバーコード星人へと姿を変えられた」と紹介されている。
これらの事から、鬼姫はラガー姫自身が姿を変えられたものなのか、血縁者なのか、似ているだけの無関係な異次元人なのか、全く不明である。
備考
- バーコードバトラーの登場キャラクターの殆どは実在の商品をモチーフにしているが、彼女のモチーフはキリンから発売されているビールであろう。
- 『BBI』に、酒乱一族の「THE ラガー」という男性の敵が登場していたが、彼女との関係は不明。
- 同じく前作『BBI』のボス敵である「帝王チューハイカーン」との関係も不明。彼は「冷蔵王国」の王だが、ラガー姫は「酒乱帝国」である。
関連項目
麻シャンヌ - 同じバーコードバトラーの敵キャラクター。