「うおー!あっついなーこれ!燃えてきたぁー!」
「このままイケイケドンドンだ!」
演:西川俊介
概要
アカニンジャーの変身者で、ラストニンジャ・伊賀崎好天の孫の1人。
伊賀崎旋風の実子で、伊賀崎風花の兄。4年間実家を離れ修行していたが、牙鬼軍団との戦いに備えて父に召集され、伊賀崎の忍術道場に戻ってきた(しかしそれと時を同じくして道場は襲撃を受けており、彼の目の前で道場は爆発四散を遂げた)。
初期メンバーの中では最年長ながら、あまり威厳で皆を導くという感じではなく、考えるよりまず行動という派。「何とかなる」が信条の楽天家で極めて単純、騙されやすい面もあり時に妹や従兄弟達に呆れられることもある。また頭は良くない(年齢と修業期間から考えるに高校へ行っていない)ようで、霞曰く「おバカさん」、更に鉄之助にまで「お前、バカだろ」と言われる始末。本人も頭を使うのが苦手な質である自覚はある。しかしそれが「悩まない」という彼の強さの一因でもあり、また頭脳派の他メンバーへの信頼にも繋がっている。
忍者として必要な身体能力に特に優れており、鉄之助からは「動物的」と評されている。
前述の通り、他の四人より長く修業を積んでいたため、妖怪などとの戦いの際は先陣を切って相手に挑んでいく。その堂々とした戦い方は蛾眉雷蔵に気に入られ、1クール目では幾度となくライバルとして激しい戦いを繰り広げた。
「忍びなれども忍ばない」を掲げるニンニンジャーの有り様を体現しており、その忍ぶことを知らない暴れっぷりは、鉄之助に獅子王と共に戦える人物だと認識させ、当の獅子王本人も認めるほどである。その素質を見込まれ鉄之助から超絶勝負チェンジャーを授けられている。
人見知りはほとんどせず、初対面の相手でも物怖じせず強引なまでにも仲良くなろうとする面もあり、春休み合体1時間スペシャルにおいては自分を当初は敵視していた泊進ノ介にさえタメ口で接している。
何かと面倒見が良すぎるため、貧乏くじを引いてしまうようなところもある。
ラストニンジャである祖父・好天への憧れは誰よりも強く、牙鬼復活に対していち早く闘うことを決意する。
余談
演者の西川は素もかなり天晴に近いキャラクターらしく、雑誌「宇宙船」でのメインライターの下山健人インタビューによると、下山はスタッフに「あいつはあのままでいい」と言ったとのことである。