概要
『鴉 -KARAS-』はタツノコプロ40周年記念として作成されたOVA作品であり、第5回東京国際アニメアワードオリジナルビデオ部門優秀作品賞を受賞した。(全6話構成)
タツノコプロらしく、オリジナルヒーローである「鴉」が主人公であり、そのバトルアクションが本作の一番の魅力であるが、その作画・構成、演出等のレベルが演じた声優一同が「見入ってしまった」と発言するほどまでのハイレベルな仕上がりになっている。
ストーリー
古来よりこの世界では妖怪と人間が共生し、その秩序は土地ごとの精霊「ゆりね」とゆりねとの契約から生まれる人間でも妖怪でもない存在「鴉」によって守られていた。
時は流れ、近未来の眠らない街、東京では妖怪の存在を忘れた人間たちが世界を自らの物として浮かれて暮らしていた。
しかし、そんな街の「鴉」は街の意志に従い続けることを止め、廻向と名を改めて機械化した妖怪「御座衆」を率いて秩序を破壊しようとしていた。
次々と人間を標的に繰り返される御座による怪事件。
そして街は新たなゆりねと鴉を生み出した。
新たな鴉となった青年・乙羽は街の意志に従い御座衆との戦いに身を投じる。
登場人物
(声:和田聰宏)
新たに”鴉”に選ばれた青年。
(声:鈴木かすみ)
鴉を使役し、<街の意志>を代行するもの。
(声:藤原啓治)
謎の風来坊。
(声:櫻井孝宏)
かつて”鴉”として選ばれた男。
関連イラスト
関連タグ
装甲悪鬼村正(OPに本作のオマージュと思えるシーンがある)
タツノコVSカプコン(鴉が参戦している)