概要
有りがたい御経を得るべく、天竺を目指す三蔵法師一行。ようよう天竺(ショボいゴール)に着いたが、1位を巡る壮絶なバトルが始まる…
登場人物
「1位のやつを憎しみで殺す!」
唐代に実在した偉人にして、本来の西遊記では主人公だった。普段は温厚で威厳ある青年僧だが、名誉や利益のためなら卑劣な手段や暴言を繰り返すなどゲスな人物。お供達のズルは認めないが、自分の冠を伸ばして頭からゴールする事で一番になろうとしたり、妖怪でもないのに爪がのびたりと、性格・体質共に化け物じみた破戒僧。
なお、中の人であるうえだゆうじさんはKoei西遊記でも孫悟空を演じている。
「な~んちゃって、ブ――――!」
今作の主役とも言える豚の妖怪。天竺に着いた時には死んでしまっており、回想シーンのみで登場する。何故か全裸で「オレ不味いぞ」と言い、仲間が怖い目で見つめてくる、自分を美味いと仲間に教えてしまったり、食材だとジョークを言った回想シーンからして、食料が尽きた際に食べられたと思われる。なお、楽しみにしていた天竺へのゴールには幻となってゴールインした。
「ズルいっすよ法師、卑怯者~!」
おとぎ話としての西遊記では主役を張る、言わずと知れたスーパーモンキー。常識人リンク先記事名にしてツッコミ役として描かれており、如意棒を伸ばしたり尖らせる必殺技で法師のお尻を2回も刺して抜け駆けを制止する。天竺へのゴールをする方法として「お尻から入りましょう」と言って自分だけ尻尾を立てながら入ろうとズルをした。沙悟浄と同様に爪を伸ばせる。
「オレ様の靴は長いんだ」
日本人におなじみの河童姿で登場する、主人公4人組の中ではいぶし銀のクールガイ。話し方は粗野で「こんなの認められねえ」と三蔵相手にも怯まない。「足からゴールしよう」と提案した際には履いている靴が長い自分を有利にしようとし、「手からゴール」の際にも手の爪を伸ばす方法で1位になろうとズルをした。彼もまた三蔵法師へのツッコミ役。