おそらく横スクロールでジャンプアクション主体のアスレチックゲームの元祖(アーケード版稼動開始は84年8月)。多彩なフィーチャーや4面1セットの構成等、スーパーマリオブラザーズにも大きな影響を与えている。
しかし、スーパーマリオに数ヶ月遅れで移植・発売されたファミコン版はアーケード版に比べ簡略化された箇所が多く、本来の魅力を十分に伝えられないまま、スーパーマリオや他のフォロワーの中に埋もれてしまう結果になった。
余談
左右移動がレバーでなくボタンという珍しい操作系。ハイパーオリンピックのように連打すると加速する。
プレイステーション版(ナムコミュージアムVol.4に収録)では、オプション設定で
左右で移動、×ボタンでジャンプ、□ボタンでダッシュという、スーパーマリオのような
操作でプレイすることもできる。
7650点というボーナス点が入る箇所がいくつかある。765(=ナムコ)の数字遊びが出てきた初のゲーム?
パックマンでは、モンスターはレッドが親分格で、オレンジが下っぱだっだのだが、
パックランドでは、オレンジが親分で、レッドが下っぱになっている。
- 1970年代末から80年代にかけて、少年期の田尻智がゲームセンターに入り浸っていた頃のアーケードゲームに関する自伝的エッセイ集のタイトル『パックランドでつかまえて』(2002年、エンターブレイン〔ファミ通Books〕)にもなっている。