効果モンスター(こうかモンスター)は、『遊戯王』に登場する魔法カードのような効果を発揮できるモンスターの総称である。
概要
茶色いカード。テキスト欄にそのモンスター毎の効果が記載されている。
かつては通常モンスターより攻撃力・守備力が低い分、特別な効果を持つという立場だった。
しかし、通常モンスター並みのステータスを持つカードも増え、効果自体も強力なものが増えた現在では、
デッキに投入されるモンスターカードは全て効果モンスターというのが当たり前になっている。
効果を持つ融合モンスターや儀式モンスター、シンクロモンスターも効果モンスターの一種である。
通常モンスターが新規に書き換えられ、効果モンスターになった例もいくつか存在する。
あまりにもゲームバランスを崩す効果を持つカードは禁止カードに指定されている。
効果の分類
効果は処理の方法によって、4つの方法に大別される。
永続効果
フィールド上で表側表示になっている限り、継続する効果。
起動効果
発動を宣言して使うことができる効果。
基本的にメインフェイズでのみ発動できる。例外も多い。
誘発効果
「スタイバイフェイズ時」、「モンスターが破壊された時」など、そのモンスターカードが定めたタイミングで発動する効果。
誘発即時効果
使用するタイミングは限定されているが、相手ターンにも任意に発動できる効果。
ルール効果
上の効果に分類されない効果の非公式な呼称。
「フィールド上に1枚しか存在できない」、「墓地にあることで発揮される効果」など多岐に渡る。
その他
効果外テキスト
効果として分類されないテキストへの非公式な呼称。
上記のルール効果との差異は効果としてさえ扱われない点で異なり、あらゆるカードの効果で無効化できない。言うなればカードそれぞれ独自に持つ特殊なルールに当たる。
主に「常に別のカード名としても扱う」、「カードを揃えると勝利する」など多岐に渡る。
リバース効果
カードが裏側表示から表側表示になった時に自動的に発動する効果。
現在はリバースモンスターとして区分されている。