概要
効果モンスターの一種。カードに「○○族・ユニオン」と書かれているものが該当する。
2つの共通効果があり、1つは自身の効果で装備カードになり該当モンスターに装備するか装備カードの状態から自分のフィールドに特殊召喚するか選んで発動する効果。
もう1つは装備されたモンスターの代わりに自身が破壊される身代わり効果を付与すること。
ユニオンモンスターの一部は破壊の身代わりの仕様が違うなどの微妙な差がある。
第9期ではテキストが大幅に改訂されており、仕様が変更された。
原作・アニメでの活躍
モンスターとしては万丈目準が使ったVWXYZが有名だろう。
海馬瀬人のXYZも有名だが、原作漫画にはユニオンの概念はないため、XYZ等のモンスター達はゲート・ガーディアンや磁石の戦士マグネット・バルキリオンと同じ「合体モンスター」とされている。
合体モンスターは戦闘時には装備カードとなっているモンスターと合わせて1体のモンスターとして扱うが、生け贄に捧げる時には装備カードとなっているモンスターもそれぞれ1体のモンスターとしてカウントするという特殊な仕様となっている。
また、この時には当時のOCGと違って1体のモンスターに複数体のユニオンモンスターを装備させることも可能であり、海馬はこの事を利用して最上級モンスターに匹敵する火力で戦線を維持しつつオベリスクの巨神兵に必要な生け贄を場に維持するという戦法をとっていた。
ユニオンの後継者
遊戯王5D'sでは、シンクロモンスターであるアームズ・エイドがユニオンの共通効果とほぼ同じ効果を持って登場した。
遊戯王ZEXALでもNo.39希望皇ホープなどに装備できるZWというカテゴリーが登場している。また、エクシーズモンスター専用であるが、No.58炎圧鬼バーナー・バイサーがユニオンの共通効果とほぼ同じ効果を持って登場した。
その他、ドラグニティやヴァイロン、甲虫装機といった「装備テーマ」が続々と登場している。
ユニオンそのものは長きにわたり新規サポートがなかなか来ず、エクシーズとそれなりに相性のいいマシンナーズ以外は活躍の場にあまり恵まれなかったが、2016年6月に登場した「A-アサルト・コア」、「B-バスター・ドレイク」、「C-クラッシュ・ワイバーン」をはじめとする新規ユニオンと関連カードの登場により、環境上位陣を変動させるカード群となった。
共通テキスト
第9期以降
(1):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの○○モンスター1体を対象とし、
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
(2):(ユニオンモンスター毎に異なる装備モンスターが得られる効果)。
旧テキスト
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして自分フィールド上の○○モンスターに装備、または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、(装備モンスターが得られる効果)。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。)
ユニオンモンスターの一覧
※固有の指定を持つカードをリストに記載。
戦士族
機械族・光属性
機械族
ヴァイロン
六武衆
指定なし
- トルクチューン・ギア(ユニオン・チューナーモンスター)
- バスター・ショットマン
- 比翼レンリン
- メタル化寄生生物-ソルタイト
- メタル化寄生生物-ルナタイト