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朱鷺の編集履歴

2016-03-19 02:32:03 バージョン

朱鷺

とき

薄桃色の羽が美しい水鳥の一種。日本では絶滅してしまった。

朱鷺(表記揺れとして他にトキ)のイラストにつけられるタグ。


朱鷺とは

鳥綱ペリカン目トキ科トキ属の水鳥の一種。中国のごく一部にのみ棲む。

嘗て日本にも棲息していた(江戸時代には食材であった)が、明治維新後に封建制度が崩壊したことによる狩猟解禁や開発で個体数が激減し、保護が図られるも失敗。NHKが1968年(昭和43年)に営巣地である黒滝山上空にヘリコプター空撮を行うなどトキの生活環境を破壊する行為が行われたことも野生絶滅の大きな理由のひとつである。このためにトキはカラスの多い両津市立間の山中に非難し、カラスによって卵や雛が大きな被害を受けることとなった。この結果「これ以上トキを野生におくべきではない」という暴論がまかり通り、採卵作戦、捕獲して人工飼育、という保護政策が採られたが、捕まえたがために死んでしまったと思われる個体も少なくない(与えた餌が悪かったがために死んだと思われる個体が多い)。採卵の際に落として割った卵もあったことであろう。そもそも、神経質なトキがケージの中で衰弱しないとでも思っていたことが大きな間違いと言える。

これによって日本産トキは急速に減少、2003年に日本産の最後の個体「キン」が死亡。事実上絶滅してしまった。

現在中国産の個体が佐渡のトキ保護センターに持ち込まれ、個体数増加と野生復帰を目的とした研究が進んでいる。


うっすらと赤みを帯びた白い羽毛(この色合いを俗に「朱鷺色」と言う)、赤い皮膚が裸出した顔、鎌のように長いを持つ。繁殖期になると羽毛の色が黒っぽく変化する。

餌はカエルドジョウなどの小動物。


近年のDNA分析によりペリカンに近い事が判明し、ペリカン目に分類された。

参照:日本鳥類目録


関連タグ

新潟県 佐渡島

とき

エジプト神話 トート(トトジェフティ):トキは古代エジプトで神の使いとされていた。

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