一部ネタバレあり注意
綾辻行人が創造した人物。彼の代表作『館シリーズ』における名探偵。
名字は著者が尊敬する推理作家の『島田荘司』から、名前と外見は島田氏の代表作『御手洗シリーズ』の探偵『御手洗潔』からもらった。
中村青司の設計した館に興味を持ち、そこで惹き起こされる事件に巻き込まれることが多い。
『時計館の殺人』以降は、推理小説作家である鹿谷門実(島田潔のアナグラム)として、探偵役を務める。相棒は編集者の江南孝明(『十角館』『時計館』『黒猫館』にて)。
長身痩躯に浅黒い肌と鷲鼻が特徴。目は垂れ目で少し落ち窪んでいる。大分県にある寺の住職の三男で、犯罪心理学者と警察官の兄を持つ。
特技は折り紙で、「7本指の悪魔」他、様々な作品を折りこなす。かつてはヘビースモーカーだったが、肺病でだいぶ深刻な状況に陥ったことがあるらしく、1日1本という節煙目標を掲げて1本しか煙草が入らないタイプの煙草入れを愛用している。ゴキブリが大の苦手。