国鉄301系
1966年に製造された営団東西線乗り入れ用車両で、当時の国鉄としては珍しくアルミ車体を使用した。アルミで軽量化したのはいいが車体のメンテを怠り汚れがひどかったので、数年で車体全体が塗装にされた。7両編成8本が作られたが、アルミ車体の製造費がかなりかかったことから翌年から103系1200番台の製造にシフトしており、財政悪化の影響がこのころから始まっていたことがうかがえる。山陽電気鉄道とは違いアルミをうまく使いこなせなかった車両である。
民営化でJR東日本になった後も働いたが、E231系800番台が投入されて置き換えられた。
民営化後にAU712形冷房装置が搭載されて冷房化が行われたが、制御用のマイコンも屋根上の機器箱に収めていたために熱でマイコンが故障してしまうことが多々あった。そこで一部の車両の屋根を試験的に白一色で塗装したが、この時使われた塗料はなんとNASAが開発したものである。
西武301・1301系
西武101系電車のうち新101系と呼ばれるグループの中で、8両固定編成を組むグループが本系列に区分されている。モハ301形 (2代)、クハ1301形 (2代)、サハ1301形からなる。
詳細は101系の項目を参照のこと。
JR東日本EV-E301系
詳細はEV-E301系へ