睦月(艦隊これくしょん)
むつき
概要、いざ参りますよー!
太平洋戦争に従事した日本の駆逐艦としては旧式に相当する為、ステータスは低いながらもその分燃費の良い睦月型の1番艦。
睦月型12人姉妹の長女であるのだが、後述する性格の所為かあまり長女的な扱いは受けていない。加えて下の姉妹達が飛び抜けて個性的な性格をしていた為、その影に隠れがちだった(特にすぐ下の妹の如月)。
だが、アニメ版にてメインキャラクターに抜擢され、それに連動するかのように実装された期間限定イラスト・ボイスの追加など今まで日の目を見ることがなかったのが嘘のようにクローズアップされるようになった。
その為、彼女の秘められた魅力に気づき、彼女の虜になった提督も多いとのこと。
2014年1月8日のアップデートで、如月共々放置・補給時のボイスが追加された。
更に翌年の2015年4月23日には、『艦これ』二周年のオンラインアップデートで改二が実装された。
また、メインキャラクターに抜擢されたという前述のアニメ版の実績を買われたのか、PSvita版では那珂らと共に初期艦のひとりに加えられた。
みんな、容姿はいいかにゃ~ん♪
茶髪(絳紫色)のショートヘアーに同じ色のクリっとした瞳が特徴。
服装は3番艦より下の姉妹と大きく違い、2番艦の如月とほぼお揃い。
緑の襟のついた半袖ブラウスのセーラー服と、同じく緑色のスカートという服装をしており、ブラウスは最後までボタンが留められていない為、そこから覗くヘソちらがチャームポイント。
また、足には外側面に金色(黄色?)の網目装飾の入った黒タイツを着用している。
中破時のイラストは水色のブラジャーが露わとなっており、思わず見とれてしまった提督も少なくないだろう。
艤装はモチーフ元の睦月型よりも吹雪型に近いデザインをしている。
まず、背中には艦尾推進部を台座として煙突と排煙管、そして身体と煙突を挟むようにして設置された見張り台付きマストの乗った主機ユニットを茶色の肩紐で袈裟懸けに背負い、その両膝には三連装魚雷発射管(防護カバー付き)、左手には手持ち式の単装砲を持ち、そこから伸びる首かけ紐に首を通している。
足の推進ユニットは小中学生の上履きを意識したデザインをしている。
ちなみに単装砲を左手で持っていることから、左利きではないかと推測される。
2014年6月に発売された一番くじでは、如月とペアで新規描き下ろしイラストのメモリアルセル画が発売されたが、このイラストではゲーム中ではお目に掛かれない長袖の冬服を身に付けていたり、艤装が弥生・卯月と同じデザインに変更されていたり、月のアクセサリーが付けられているなど、姉妹艦との均一化が図られたマイナーチェンジを成している(如月も同様)。
2015年2月6日のアップデートにて、期間限定ながら新グラフィック(バレンタインデー)が実装。
実際に見てもらえば分かるが、ぐうかわなのでまだ確認していない提督は是非とも確認されたし。
この性格、睦月がもらったのです!
元気いっぱいでノリがよく、無邪気でちょっと悪戯っぽい。
口調も、
「みんな、出撃準備はいいかにゃ~ん♪」
「にゃ~、提督ぅ…睦月ちょっと退屈ですぅ…」
というように、会話の所々に猫を意識したようなエキセントリックな口調になる。
提督との関係もかなり良好で、お触りすると、
「そんなに私のことが気になりますかぁ? んふふふっ♪」
と返し、MVPを取った際には
「睦月をもっともっと褒めるがよいぞ! 褒めて伸びるタイプにゃしぃ! いひひっ♪」
と更に褒めてもらおうとするなど無邪気に懐いている。
その様はまるで主人に甘える犬のよう。わんこれの一人に数えられてもおかしくないレベルである。
上記のような性格を見ていると、この姉にしてあの妹ありと納得してしまう。
後述のようにアニメ版では性格が変更されているが、ゲーム中ではアニメ放映開始後に追加された台詞や改二でも性格や口調は特に変えられず元の路線のままであり、アニメ視聴後にゲームに興味を持った提督は面食らうこともあるらしい。
アニメ版の睦月(一部ネタバレ含む)
(左:アニメ版 右:ブラウザ版)
アニメ版では吹雪・夕立と共にメイン格のキャラクターとして登場し、キービジュアルやポスターにも頻繁に登場。
他二人と比べても公式にピックアップされる機会は少ない部類であった為、まさかの抜擢に驚いた提督も多かったであろう。
新しく鎮守府に着任した吹雪のルームメイトとなり、夕立と3人で共同生活をすることになる。
位置づけ的には吹雪・夕立たちのまとめ役となる為、原作のようなエキセントリックな人格ではなく、面倒見がよく深慮深い人格となっている。吹雪が熱血スポ根系、夕立が天真爛漫ぽいぽい系だからか睦月は典型的なヒロインである。おかげでアニメを初見した睦月ファンからは最初「誰だお前?!」と驚愕の声が上がった。同型艦の如月とは大の仲良し。
アニメ内設定としてネームシップである睦月よりも、如月の方が早く鎮守府に着任しているという設定である。史実でも、後の駆逐艦如月と命名される第二十一号駆逐艦は、駆逐艦睦月となる第十九号駆逐艦よりも竣工が早い(ちなみに、間の第二十号駆逐艦は二等駆逐艦の若竹型駆逐艦で、建造中止となっているため欠番)。
物語の第3話中に台詞の節々で彼女が立てる死亡フラグの数々に、不安を感じる者は多かった。「睦月が、もしくは如月が轟沈してしまうのではないか」と。
そしてその不安は最悪の形で的中。彼女と如月の仲は永遠に引き裂かれてしまったのである……睦月型自体あまり優遇されているとは言えなかった環境の中、睦月がメインになったことで、公式によるむつきさが描かれる事を期待していた提督達にも、深い悲しみを与えた。
新人として着任した吹雪の世話を焼く事に生き甲斐を感じており、第9話では「本当に吹雪ちゃんが好きなんだね」と言われて若干赤面しながら笑顔で応えた。そういう性格だからか、某艦娘の事は吹っ切ったと思われていたが、第10話で吹雪がやらかしてしまった時にその艦娘の事にも触れ、堰を切ったように号泣した。
第11話~最終回にかけての鎮守府の総力を挙げての最終決戦では、MI攻略部隊を鎮守府で見送り、その後は留守番していた(遠征にすら出ている様子がない)。メインキャラの中で何故彼女だけが留守番となったのかは定かではない。
ちなみに主人公トリオの三人目に睦月が(キャラを変えてまで)登場した理由は、上記のように如月との関係から逆算して選ばれたのではという推測がなされている。つまり如月と仲の良い艦娘なら誰でも良かったが、特に仲の良い睦月が選ばれたという話。(縁云々でいうなら弥生という可能性もあった)
その献身的な姿から「天使」と呼ばれ癒しを見出す人も多く、「ちょっとアニメの睦月に目覚めそう(目覚めた)」という人が増えている。
おぉー、このみなぎる関連イラスト!睦月、感激ぃ!
名前つながりで某クモのライダーになってしまったイラストも。アニメ放映期間中は既視感を感じる人も少なくなかったり・・・→オンドゥルこれくしょん/マスこれ
なんか、関連タグ届いてるよ?
艦娘 駆逐艦娘 睦月型 初期艦(vita版のみ) 睦月(駆逐艦)
如月(艦隊これくしょん)・弥生(艦隊これくしょん)…第三十駆逐隊の姉妹。キャラクターデザインは同じく草田草太氏。
卯月(艦隊これくしょん)…喪失した如月に代わって第三十駆逐隊に配属された姉妹。彼女もキャラデザは草太氏。
望月(艦隊これくしょん)…第三十駆逐隊の一員だったが、彼女のキャラクターデザインはやどかり氏。
萌え萌え2次大戦(略)←こちらには中の人が同じであるチハがいる。