究極魔神シーダ
きゅうきょくまじんしーだ
概要
ゴーデスによって復活させられた海魔神コダラーと、コダラーの復活に呼応し宇宙から飛来した天魔神シラリーが、ウルトラマンパワードの捨て身の念力によって戦い合い、相打ちになった死体が合体し合う事によって誕生した究極の破壊神。
本来誕生するはずは無かったのだが、それぞれの使命を終えたコダラーとシラリーが再び眠りにつくために使う「卵の状態に戻る能力」をとどめを刺し合う時に使用してしまったため、両者が合体したまま一つの卵の状態に戻ってしまった結果新たな生命体が誕生してしまったのである。
そのため名前は無かったのだが、「シ~ダ~」という鳴き声を上げることから命名された。
上半身がシラリー、下半身がコダラーのパーツで構成されており、分離することで元の二大怪獣に戻ることも可能。
戦闘力はすさまじく高く、メフィラス大魔王や闘士ウルトラ戦士、鋼魔四天王が束になっても勝てず、逆に分離して空中にいる戦士たちと地上の調査隊たちを同時に襲った。
武器はシラリーの絶命光線と怪力、口から放つ衝撃波。
この悪魔を相手にウルトラの父はウルトラの星の秘宝「ウルトラキー」を使用したが、衝撃波を放つことでウルトラキーを父の手から叩き落とし、キーを回収しようとしたメフィラス大魔王をも追い詰める。
そこに超闘士ウルトラマンが登場。シーダと戦うが、その圧倒的なパワーに苦戦。さらにコダラー戦でウルトラクラウンを壊されていたため、3分という時間制限が迫ってくる。
ウルトラマンが戦っている隙にキーを回収したメフィラスと闘士ウルトラセブンが発射した熱線を受け、ボロボロの状態になったが再生。さらにウルトラマンも活動限界を迎え倒れてしまった。
だがウルトラマンは精神世界にて、ウルトラマンタロウ、ウルトラマングレート、ウルトラマンパワードのエネルギーを分け与えられる。
そして、胸の部分に宇宙伝説に伝わる永遠の命「デルタスター」を宿し復活。体当たりの一撃でシラリー部分を粉砕し、残ったコダラーもスペシウム超光波で消滅させた。