校長(魔法つかいプリキュア!)
まほうがっこうのこうちょう
「左様」
CV:内田夕夜
概要
長髪の若い人間の美青年のように見えるが本当はかなりの高齢らしく、老人口調で話す。実際に何歳くらいなのかは謎に包まれている。しかし、明らかに外見が校長より老いているアイザック先生よりも長い年月を同じ姿で生き続けているようだ。
時折校長室を無断で留守にしたり、突拍子もない決定を行って、真面目な性格の教頭を困らせている。
高齢の割には歯は丈夫なようで、第3話では冷凍みかんを氷のまま食べている。
現時点において本名は不明で、学校内外から「校長」と呼ばれている。
朝日奈みらいとリコがプリキュアに選ばれたことを知ると、みらいに「春休みの間だけでも魔法学校で勉強してみないか」と勧め、みらいが魔法界と関わるキッカケを作った。
その春休みが終わった後は今度はリコがナシマホウ界へ留学することになるが、これにも校長の意向が働いている。
魔法界や魔法に関する知識に長けている一方、プリキュア伝説やリンクルストーン、リンクルスマホン等については校長も分かっていない事ばかりという扱いであり、それをみらいやリコが解き明かしてくれるのを期待している。そのため、違う世界に住むもの同士であるリコとみらいをできる限り一緒にいさせてあげようと色々と骨を折ってくれている。
プリキュアたちを導いたり使命を与えるようなキャラクターではなく、どちらかというと彼女たちの冒険を影から支える協力者ポジションと言える。
理由は不明だが、魔法道具は使っても、自ら魔法を行使することはしないようにしている(実際、「キュアップ・ラパパ」と唱えたことはない)。
かつては普通に教鞭を執っていた教師で、アイザック先生は彼から魔法を習っていたという。その当時は普通に魔法を使っており、ナシマホウ界にしばしばお忍びで行き来もしていたらしい。しかしある時、ナシマホウ界の人間(結希かの子)に魔法を使うところを見られてしまっている。この時は顔までしっかり見られており、このことがきっかけでかの子は魔法つかいの存在を信じるようになった。
なお、魔法界の人間がナシマホウ界に赴くときは、自分が魔法つかいであることをナシマホウ界の人間に知られることはタブーとされているので、校長が魔法を使わなくなったのはその時のペナルティのためではないかという説も。
中の人について
一般にはレオナルド・ディカプリオの中の人として知られる内田だが、pixiv的代表作としては『金色のコルダ』シリーズの吉羅暁彦と榊大地が有名。『金色のコルダ』はプリキュアシリーズが放送開始する前の2003年にPC版がリリースされたが、移植版であるPS2版は2004年3月に発売されており実質的の同期作品とも言える存在である。
ちなみに、『金色のコルダ』をはじめ、ネオロマンスシリーズには過去のプリキュアシリーズの出演者が多数共通しているにも関わらず、何故かコラボネタはあまり多くないのが現状(元が乙女ゲームであるのも関係していると思われる)。
同じ学校が舞台と言う共通点で言えば、『ソウルイーター』ではフランケン・シュタイン(アニメ版)を担当している。
また、内田の桐朋芸術短大時代の同期には、『フレッシュプリキュア』のノーザ役で知られる渡辺美佐がいる。
今後はこれらの作品やキャラクターとのコラボイラストが増える事にも期待がかかる。