西鉄福岡天神駅
西鉄天神大牟田線の起点駅。1924年4月12日開業。2000年12月31日までは「西鉄福岡駅」であった。
表記は「西鉄福岡(天神)」が正式である
福岡市の中心部天神に位置しており、買い物や通勤に非常に便利である。また九州初のターミナルデパートでもある。(1936年の岩田屋百貨店開店時に改築。その後1997年完成の大改築後もそのスタイルを維持している)
1961年に高架化され、高架下に西鉄名店街や西鉄福岡バスセンターを設けたが利用客増加にともなう列車の長編成化対応と福岡駅周辺再開発計画(天神ソラリア計画)により1992年から大改築工事を行い、1997年に10両編成対応4面3線のホームと駅真上に西鉄天神バスセンター(2015年3月21日リニューアルを機に「西鉄天神高速バスターミナル」に改称。)を備えた「ソラリアターミナルビル」と「ソラリアステージビル(こちらは1999年完成)」へと生まれ変わった。なお、ソラリアターミナルビルのメインテナントは福岡三越である。この改築工事によりホームの位置がやや南に下がった。
福岡市営地下鉄天神駅
島式1面2線の所謂普通の地下駅だが利用者は一番多く、横浜市営地下鉄横浜駅よりも多い数字になっている。
登場した作品
1956年に公開された映画「空の大怪獣ラドン」において福岡市天神が舞台のひとつとなったが、その際に西鉄福岡駅(この当時は地平駅だった)が岩田屋百貨店もろともラドンに破壊された。
なお、この映画を見た西鉄の重役たちは大激怒したとか。また、この映画の影響により西鉄は自社の車両の模型化を長らく許可しなかったともいわれていたがあくまでも都市伝説である。
1991年公開の「ゴジラVSキングギドラ」でもキングギドラに襲撃され、二代にわたり怪獣に破壊されてしまった(ラドン襲撃時は二代目駅舎【地平駅】、キングギドラ襲撃時は三代目駅舎【高架駅】であった。なお、現在の駅舎は四代目である)
利用状況
西日本鉄道
- 2013年度の乗降人員は、129,898人である。
西鉄では一番利用者が多い者の近年は利用者が減少しつつある。
また、貝塚線や甘木線に比べて増加率が鈍い理由として、天神大牟田線は鹿児島本線に乗客が取られている事も影響している。
福岡市営地下鉄
- 2014年度の乗車人員は73,296人である。
これは福岡市営地下鉄で一番、利用者が多く、横浜市営地下鉄横浜駅よりも多い。
尚、乗降人員は146,592人である。
関連タグ
博多駅(JR) 2キロほど離れており、地下鉄、バス等の乗り換えとなる