概要
名前 | プリンセス・ボニベル・バブルガム(Princess Bonnibel Bubblegum) |
---|---|
通称 | PB(英語版)・バブルガム・プリンセス |
年齢 | 自称19歳(初登場時は自称18歳)海外版ゲームによると実年齢は827歳らしい |
職業 | キャンディ王国の王女(そしてマッドサイエンティスト) |
肌色 | ピンク(ピクルスの液体をかけられると緑色に) |
髪色 | ピンクの長髪(ガムで出来ているのでたまに長さが変わる) |
宝物 | マーセリンから貰ったロックTシャツ |
CV | 田中理恵(パイロット版:ヒンデン・ウォルチ. ペイジ・モス) |
キャンディ王国の統治者。科学技術に長け、一代でキャンディ王国を築いた。国民からの信頼は厚い。世界をつかさどる、火、氷、キャンディ、スライムの4つの元素のひとつであるキャンディを支配している、他のプリンセスの中でもリーダー的存在。教えの書の鍵となる宝石の所有者の一人。服装のバリエーションが多い。全部ピンク。可愛い。
科学万能主義
科学万能主義者で魔法は社交辞令状、初期は口には出していなかったが、馬鹿げていると思っている。国民の頼みを聞き魔法使いの町へ行った際は、魔法使いの長と口論となり刑罰を受けるほど。
様々な発明品によって国民の生活を安定させてきた。周囲はバブルガムを"科学オタク"と評している。その研究や発明がトラブルの種になることもしばしば。
生命科学は得意分野で、様々なキャンディ生命体を生み出している。しかし、作り出した生命でも心は作れず、レモングラブの様な異常な者を誕生させてしまうことも。
施政
国民の安全を第一に考えており、時には多数のために少数の犠牲を容認するリアリストで冷徹な判断を下す。
生まれたばかりのフレイムプリンセスを王国の脅威と判断した際は、王国を追い出したフレイムキングを説得し、小さなランプに閉じ込めた。
軍事力
スーパーマリオで言うところの所謂「ピーチ姫ポジション」であり主人公のフィンの宿敵アイスキングから婚活と称して攫われては助けられると言うのが一連の流れ。…かと思えばそうでもなく、アイスキングに攫われたフィンとジェイクを持ち前のスペックで救出したり、自ら前線へ出て王国への侵略者と戦ったりと、覇王的な側面もある。
変身、変化
バブルガムは体がガムでできているので、ときおり様々な姿に変身や変化する。いずれも後の回で元に戻っている。
ハゲ頭(緑色)
フィンが投げて遊んでいたブーメラン型の薬品を浴びて毛髪がなく全身緑色の状態になってしまった。この時ジェイクに笑いとばされ、落ち込んでいた。溶液入りのスーツや巨大バス(風呂型)に乗り外に出たりもした。ナッツ好きのナッツ侯爵の仕業と腹を立て、発狂の大笑いし「イカれてるな」とジェイクにつぶやかれる。
リッチ化
ほとんどアイスキングのせいで沼に落とされた拍子にリッチに取りつかれ、全身が危険物質で汚染され肉体がどろどろに溶けてしまった。一度は元に戻るが、フィンに様々な劇薬を指名し、与えて作り上げた危険物質を風呂サイズの量を飲み巨大化して王国で暴れた。後にアイスキングに凍らされ、崩れ落ちた際、バラバラ遺体のようになるが、後記の女児化で難を逃れた。
女児化
重傷を負って手術を受けた際、体の一部が足りずに年齢退行(13歳化)してしまった。後に国民の肉片を取り込み元の姿に戻った。
顔面切断
アイスキングに顔の一部を切り取られてしまった。片顎がなく置き場を失った舌がだらりと垂れていた。終始、呂律(ろれつ)が回っておらず、ある意味必見である。
ゾンビ
自ら生み出したゾンビ薬のせいでキャンディピープルに噛まれてゾンビと化した。
キャンディ王国
建物や人、地面までもがキャンディでできた王国。中世を思わせる町並みだが下水や電力網が整備され部分的に近代化されている。住民には知らされずに無数の監視カメラが仕掛けられている。
強力なレーザー砲を備えた二体の番人に守られている。強力な大砲や科学障壁なども備えられており、強大な敵が現れた場合に用いられる。
警察はバナナガードが担っている。かつてはガムボールガードがバナナガードの代わりを勤めていた。暴力的すぎたためバブルガムの手によってほとんどが処分されたが、最後の一体はプリンセスの工作員として活動している。
関連人物
友人
フィン
主人公のフィンからは想いを寄せられていた。
が、バブルガム本人はその気がなく、フィンのことを頼れる王国のヒーローであり個人的には可愛い弟分のように接している。ジェイク(28歳・犬)がお膝にすりすりしてくるのは許したがフィン(13歳・人間)がするのは許さなかった。バブルガムが13歳の姿になってしまった時に本音を漏らしたような気がしないでもない。
「できれば、ずっとこのまま、フィンと一緒にいたいけど…。」
フィンがフレイムプリンセスと付き合い始めた時に「バブルガム嫉妬展開キタコレ」と全米がワクワクしたらしいが「フレイムの恋心で炎が強まり、宇宙がヤバイ」事態に焦っていただけだった。
ジェイク「やきもちぃ~?」バブルガム「・・・うるさい。」
実はフィンとはフィンの前世で関係が有り。
レディ・レイニコーン
ペット兼乗り物兼親友である間柄。フィンに対するジェイクのような存在でいつも一緒にいる。レイニコーンの言葉(ハングル語)を理解しておりジェイクと付き合うレイニコーンの恋バナ(愚痴)を聞いたりしている。
「!"#$%&'`{+*}<>」
「パスタの硬さが何よ!」
マーセリン
正統派プリンセスのバブルガムとバンパイアクイーンのマーセリンとは正反対のキャラで仲が悪いと思われていたが、実は古くからの親しい友人。バブルガムはクローゼットに二人で写っている写真を貼り付けている。またマーセリンから譲り受けたTシャツを宝物にしてパジャマとして着ており、時にはクンカクンカしている。初めての対面は「ボブルガム」と省略して呼んでいた。
マーセリンにいたっては「そのピンクの顔から赤い色を食べたい」とかなんとか…
「マーセリン、その歌嫌な感じだわ」
「好きじゃないっての?それとも嫌いなのはあたし!?」
マーセリンのバブルガムへの気持ちがこもった歌は一聴の価値有り。公式も若干キマシタワーを狙っている風でもある。マーセリンから貰ったTシャツを、千年越しの想いのつまった魔法アイテムと同等以上の価値を持つほどまで大切にしていたが、結局マーセリンのために彼女のぬいぐるみ(ハンボ)を交換条件に手放したりと満更でもない様子。
国民
ペパーミントバトラー
黒魔術を使うバブルガムの侍従。死の国の王との親交があり、悪魔を使役している。
バンパイアキングのサインを欲しがっていた。
ガムボールの番人
建国時から王国を守り続けてきた巨大なキャンディロボット。バブルガムが作り上げた。
シナモンパン
バブルガムの従者の一人。当初は声色が異なり、デブキャラの声をしておりなにかと抜けているが、プリンセスからは重用されている。悪魔が憑依しているらしい。
再びランタンに閉じ込められたフレイムの事情をしっており、永遠の従者に目覚めた。
バナナガード
キャンディ王国の防衛チーム。キャンディ王国の住人の中で一番多く、全く頼りにならない烏合の集。 フィンを王国から追い出すくらいしか見せ場がない。
ガムボールガード
バナナガードが配備される前に王国を警備していたロボット兵。好戦的なプログラムによりプリンセスの判断で抜け出した1体を除いて全て処分されてしまった。最後の一体も公には処分されたことになっているが、プリンセスの密命を受け影から王国を守り続けている。
ゴリアド
バブルガムがキャンディ王国を統治するために作った生命体。永遠の命と心を読む能力を持つ。寝不足なバブルガムを気づかって、フィンとジェイクが教育係に立候補するも、大変なことになってしまう。
Mrシュークリーム
バブルガムの元彼。
建国時代に付き合っていたが詳細不明。後に(第一話)ゾンビ化して王国を襲った。
ジェイムズ
本人は気にしていないが、抜けてる性格の多いキャンディピープルの中の哀れな犠牲者。
はっちゃけたテンションで中の人は決して千葉さんではない。
クローンになってもなお、勲章を欲しており
クローン技術を用いて元いた犠牲者もあわせて51体もいる。
ジェイムズ「くーんしょ!くーんしょ!」
バブルガム「さびしくはないわ・・・」
レモンホープ
レモングラブの会食に付き合わされたバブルガムがバスルームで保護した、芸術の才に長け、自由を求める少年。レモングラブの生み出したレモンピープルなので、バブルガムにとって孫のような存在。
バブルガムとフィンによって暴走した「二体目レモングラブ」から守るためレモン王国から助け出される際、多くのレモンピープルの助けを借りたことから、バブルガムに「いつかはレモンピープルを助けなければならない」と教育され重荷に感じる。
バブルガムの元から離れ放浪するが、砂漠で脱水症状で危ないところを老人の「フランネル・ボキシングデイ」に保護される。そのやさしさにレモンホープはバブルガムを彷彿とさせた。
その後、自分の使命を果たすため太ったレモングラブと対決し、持ち前の音楽の能力で見事勝利し、英雄となる。
バブルガムはレモンホープを称える歌を作りレモン王国に残る事を望んだが、レモンホープは自由を求め、身支度を整えてから「1000年後くらいに戻る」と言ってまた旅に出てしまう。
1000年後、レモンホープが故郷に戻るシーンで流れるのはバブルガムの歌。その間レモン王国はどうなったかは不明。
敵対
アイスキング
婚活中のアイスキングからは第一希望的な存在で狙われている。アイスキングの意思を持つ心臓「リカルディオ」(やたらと顔が濃い)から執拗に迫られる。
4シーズンまたいで再登場したリカルディオと肉弾戦で対峙しボッコボコにした。
一部の広告映像ではアイスキングと共に写る場面があり、赤地と青地の色の対象を見せた。
レモングラブ
バブルガムの化学実験によって生み出された生命の一人。バブルガム曰く失敗作。だがキャンディ王国の王位継承権二位の立場にいる。
慇懃無礼な性格で、他人を罰しようとする。よく奇声を発する。
バブルガムが13歳の姿になってしまった時には代理でキャンディ王国を治めたが、その独裁者的な振る舞いから、元に戻ったバブルガムから追い出された。
後に自分の王国や国民を欲しがり暴走。更にその後はバブルガムがレモングラブの仲間を作り食料を与えるも、それを元に太った暴君化して行き手がつけられない状態に(中身のレモングラブ腹の中にいる)。現状を全てバブルガムの責任にし、わめきちらす。
完全なるアレだが海外ではそこが人気らしい。
ショーコ
フィンの前世。幼い頃、両親がコンピューターを手に入れる引き換えに右腕を切断されて失っている。
ならず者集団「バス・ボーイ・ギャング」の依頼を受け、バブルガムの首に下げていた"お守り"を盗むため、正体を偽ってキャンディ王国を建国中のバブルガムに近づく。ガムボールの番人の制作を手伝うようになるが、身の上話に同情したバブルガムに優しくされ、義手を作ってもらうなど交流し、罪悪感が芽生える。結局はギャングの命令に逆らえずバブルガムから"お守り"を奪うも、完成した番人の攻撃を受け毒の川へ転落。何とか生き延びていたが既に外見が人の形をせず、腕で這うことしか出来ず後にツリーハウスとなる小さな木で眠りに付いた。そして現在のフィンに自分の居場所を伝える形で予知夢を見せていた。
発明品
復活の薬
死者を生き返らせる薬だったはずが失敗してゾンビを生み出す薬になってしまった。
後に数字の「4」をきっかけに完成させて死んだ国民を生き返らせている。
物見の玉
フィンの「教えの書」の居場所を教えた。
迫力を出すためにバブルガムが最後に「ぷしゅ~」と言った。
ボールブラムバーグラーバー
爆発する弾を連射する強力なバズーカ砲。
小ネタ
- 戦争で滅びた直後の世界に繁殖していた粘菌がバブルガムの顔のような形をしていたが関連性は不明。飢えたサイモンと幼いマーセリンを助けた。
- 自称18歳だがキャンディ王国建国時にはすでに成人した姿になっている。
- 非常事態や事故などによって髪型やスタイルが変わることが、翌回にはいつもの長髪に戻っている。