玉狛第一
たまこまだいいち
概要
ワールドトリガーに登場する組織・ボーダー玉狛支部所属のA級チーム。
実力は非常に高いがボーダーの規格外のトリガーを使っているためランク戦に参加出来ない。
白兵戦重視のチーム。規格外トリガーの性質上、得意とするのは短期決戦であると思われる。
隊長は木崎レイジ。
忍田本部長曰く「ボーダーの最強部隊」。
レイジを中心に戦略を練って戦い、状況に応じて様々な戦闘を展開できる器用さがある。個々の能力も高い。遠征の経験もある。
BBFの質問回答にて「太刀川隊より玉狛第一は強いのか?」と言う質問があげられていたが、作者の回答によると「唯我尊というキーパーソンの存在により、確実に玉狛第一の方が強い」とのこと。
言うまでもないが、「近界民にもいいヤツがいるからなかよくしようぜ主義」の玉狛派。
隊服
隊服は揃えていない。
メンバー
CV:前野智昭
隊長を務める落ち着いた筋肉のパーフェクトオールラウンダー。21歳の大学生。
様々な種類のトリガーを操る技能の持ち主であり、近接戦闘から狙撃までなんでもこなす。攻めよりも守りに強いようで、持久戦を得意としている。
専用トリガーは『全武装(フルアームズ)』。
CV:釘宮理恵
トリオン効率度外視の独自トリガーを使う短期決戦型のNO.3アタッカー。お嬢様校に通う、17歳の高校生。
第一次大規模侵攻以前からボーダーに所属しており、玉狛支部内では林藤支部長に次ぐ古株隊員。
非常に騙されやすい性格の鵜呑み系女子で、たびたび後輩の烏丸にからかわれている。戦い方について、レプリカに「ボーダーというよりネイバーの戦い方」と評される。
遊真の師匠。
専用トリガーは『双月』。
CV:福山潤
アサルトライフルをメインに扱う中距離型のオールラウンダー。普通校に通う、16歳の高校生。
家が貧乏なためバイトを掛け持ちしており、洋服も迅のお下がりである。
もさもさした男前(公式イケメン)。しかし、騙されやすい小南に嘘をついてからかうなどお茶目な一面もある。
修の師匠となり、修の能力をどう伸ばすか頭を悩ませている。レイジの弟子。
元々は本部に所属していた。
専用トリガーは『ガイスト』。
CV:中尾衣里
玉狛支部所属のオペレーター。玉狛第二のオペレーターも兼任する。17歳の高校生。
トリガーやトリオン兵といった近界技術に興味津々。
元々優しいが、メガネをかけている人間にはより優しい。
元風間隊のオペレーターであり、近界遠征の経験も持つ。
玉狛のトリガー
ボーダー本部のトリガーは、大人数での運用を想定し、継戦能力を重視した作りになっているため扱いやすくバランスが取れている。
一方、玉狛支部ではボーダーのトリガーとは別に、独自の技術で使用者に合わせた一点もののトリガーを作っている。このトリガーは林藤支部長が個人的に持ち帰ったものを解析して作られており、本部未承認の使用者に合わせた一点物。
小南の「双月」と「コネクター」、烏丸の「ガイスト」、レイジの「全武装」など。
双月
小南専用の玉狛支部独自のトリガー。
通常は一対の小型の斧で、接続器(コネクター)で二本を連結させることで巨大な斧に変形し、一撃の威力が大幅に高まる。
ただしトリオンの消費が大きいようだ。
弧月に名前が似ているが、関連性は不明。
全武装
レイジ専用の玉狛支部独自のトリガー。
起動すると右肩にミサイルランチャー、左肩にキャノン砲、右手に機関銃、左手には突撃銃が装備され、更に背中から左右に伸びる二本のアームでレイガストを一つずつ装備した、まさに完全武装な姿となる。
火力重視の為、持久戦には不向き。
ガイスト
烏丸専用の玉狛支部独自のトリガー。
トリオン体の安定性をあえて崩して武器や手足にトリオンを流し込んで強化する。
アフトクラトルのトリガー技術と発想は類似だが、角の補助がない分不安定で、起動すると約200秒で強制的に緊急脱出となる。
起動するとカウントダウンと甲、斬、特、速、射の5つの項目のレーダーチャートが手の甲に表示される。
斬と速の数値を最大まで上げると白兵戦特化(ブレードシフト)となり高機動な接近戦が可能になる。また機動戦特化(スピードシフト)や射撃戦特化(ガンナーシフト)と呼ばれる状態も確認されている。
ガイスト中はブラックトリガーにも劣らない無類の強さを発揮する。
名称は、ドイツ語で"精神"を意味する"Geist"に由来すると思われる。
余談*
表記についてだが、横書きの際は正確には玉狛第「1」であり、「一」と漢数字になるのは縦書きの際である。玉狛第2、鈴鳴第1に関しても同様である。