タイ題『องค์บาก2』
英題『OngBak2』
概要
タイ王国を代表するアクションスタートニー・ジャー主演のムエタイアクション第2弾。タイでは2008年、日本では2010年公開。
本作では中世時代のタイを舞台としており、前作の主人公ティンの前世が主役という設定で、主演のトニー自らがパンナー・リットグライ監督と共に監督業に挑戦し、アクション・武術指導も行っている。
トニーは今作において、ムエタイ以外にも日本の剣術や中国拳法などの様々な武術をこなし、アクションスタージャッキー・チェンを一躍有名にした酔拳を体得してみせた他、民族舞踊も披露している。
本作のキャッチフレーズは
「CGを使いません・ワイヤーを使いません・スタントマンを使いません・早回しを使いません・今回はムエタイ以外の格闘技も使います」
あらすじ
アユタヤ王朝によって国土が統治された中世時代のタイ。
対立するスコータイ王朝の将軍を父に持つ少年ティンは、いつか父のような勇敢な戦士となることを夢見ていた。
そんな時、自身の新王朝を築くために、王を謀殺した家臣ラーチャセーナによって、ティンの両親が殺されてしまう。
父の従者の助力でなんとか逃げ切ったティンだったが、その先で奴隷商人捕まり、危険な賭博闘技場に連れ去られてしまう。
しかし、そこに現れた盗賊『ガルーダの翼峰』の武術家たちが奴隷商人たちを蹴散らし、彼らの活躍でティンを始めとした奴隷たちは解放される。
長であるチューナンに戦士の資質を見出されたティンは、彼に息子として育てられ、両親と伯父の仇を討つべくチューナンや彼が率いる集団から様々な武術を学ぶ。
やがて立派な戦士へと成長したティンは、不気味な呪術師“鴉男”をはじめとしたラーチャセーナの軍勢に戦いを挑んでいく。