スペック
機体名 | ウオディック |
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番号 | EHI-1(旧)EZ-040(新) |
所属 | ゼネバス帝国(旧)ガイロス帝国(新)チーム・フーマ(ゾイド新世紀/ゼロ) |
分類 | 魚型 |
全長 | 17.0m |
全高 | 4.2m |
全幅 | 5.8m |
重量 | 32.2t |
最高速度 | 65kt(水中)70km/h(陸上) |
乗員人数 | 1名 |
武装(旧) |
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武装(新) |
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概要
80年代中期の旧ゾイドシリーズにおいて、暗黒大陸に亡命中のゼネバス帝国が開発した一人乗り用の魚型(ユースノプテロンやディプノリンクス等の古代魚がモチーフと思われる)潜水艦ゾイド。サイズは中型ゾイドに相当し、海中・海上以外に陸上でも行動可能な水陸両用機。
ヘリック共和国が開発した超大型ゾイド・ウルトラザウルスの戦闘力に対抗出来ず、追い詰められたゼネバス帝国軍は中央大陸からの脱出を決断。サーベルタイガー隊の活躍で戦力の大部分の撤退を成功させ、ガイロス帝国が治めるはるか北方の暗黒大陸へと落ち延びた。暗黒大陸に亡命中の帝国軍は中央大陸への再侵攻の準備を進め、多数の新型機を開発する。ウオディックはこの時に誕生したゾイドの一つで、シンカーの後を継ぐ海戦戦力である。
耐圧設計されたモノコック式のボディを持ち、1万2000mの深海の強烈な水圧にも耐えられる。武装は口腔内に装備された音波砲「ソニックブラスター」と背部に装備された中口径ビーム砲と魚雷/ミサイルランチャー。これらの装備の為、当時はゼネバス帝国どころか全ゾイドの中でも屈指の水中戦闘能力を誇っていた。
惑星Zi大異変(グランドカタストロフ)から数十年が経過したガイロス帝国軍でも正式採用され、配備された。この頃は既に旧式となっていたが、オーガノイドシステムを限定的に使う事で性能を上昇させつつ大量生産する事に成功。共和国軍の新型機・ハンマーヘッドをも上回る水中での戦闘力を見せ、活躍した。
アニメでは『ゾイド新世紀/ゼロ』に出演し、主人公が所属するチーム・ブリッツと戦った。
本作では海で戦う機会は無いので、砂漠に潜ったり跳ねたりして暴れ回った。
キットは従来のパワーユニット(ゼンマイ)を強化したHiパワーユニットシリーズ第1弾で、シンカー同様、タンク内部に発泡スチロールを入れる事で水に浮かべて泳がせる事が出来る。
90年代末期に再生産された際にはカラーリングを始めとして若干の仕様変更がされており、キャップがレブラプター等のガイロス帝国製ゾイドに採用されている新しいデザインの物に変更され、旧ゾイドシリーズよりも安全基準が厳しくなった事により尾鰭の尖端部の造型が修正されている。後にアメリカの玩具会社ハズブロより発売された際には、諸事情によりウォーシャーク(War Shark)と改名されている。また、08年のキャラホビでは、黒いボディに蓄光パーツを備えた暗黒軍仕様のウオディックも限定発売された。