ストーリー
悪夢にうなされ、目を覚ますと少女は見知らぬ異世界に飛ばされていた。さらに彼女は「メイズ」という自分の名前以外の記憶を失っていた。そこへジャイナ聖教団に追われて飛び込んできた王女ミル。
戦いが嫌いなメイズであったがどうにかミルを追っ手から救う事に成功する。すっかりミルに懐かれてしまい、メイズはそのまま成り行きでドゥルガーという、聖甲機(ロムアーマー)に乗って、ジャイナ聖教団と戦う羽目になってしまう。さらにメイズは、どういうわけか夜になると女好きで乱暴な男に変身してしまうという超特異体質。
かくしてメイズ達は仲間達と共に自分の正体を知るため、異世界の平和を守るために旅に出る。
登場キャラクター
- 斑鳩萌衣(CV:三石琴乃)
- 斑鳩明(CV:関智一)
- ミル・ヴァルナ王女(CV:丹下桜)
- アスタロート・レゲェ(CV:石塚運昇)
- ソリュード・スフォルツァ(CV:折笠愛)
- サリス・レイピア(CV:小林優子)
- ランディ(CV:西村ちなみ)
- ドルナード・ウル(CV:佐藤正治)
- シック(CV:森川智之)
- ゴージャス(CV:置鮎龍太郎)
- サーベル(CV:子安武人)
- ファーマウント王(CV:三木眞一郎)
- ランチキ(CV:今井由香)
- ヨリキ(CV:冬馬由美)
- ドーシン(CV:鈴木泰明)
- 女創主(CV:兵藤まこ)
- 男創主(CV:渡部猛)
- タナス(CV:土師孝也)
- グランタ(CV:菅原正志)
- グレイ(CV:江川央生)
- カイル(CV:うえだゆうじ)
- デン・マーシュ(CV:中嶋聡彦)
- ポチョムキン(CV:梁田清之)
- メデューサ(CV:島津冴子)
- ナウクリフ陛下(CV:北村弘一)
- カサンドラ女王(CV:鶴ひろみ)
- レイリック殿下(CV:岩永哲哉)
- ジファ(CV:緑川光)
- ツルギー(CV:小野坂昌也)
- ボスマン(CV:長嶝高士)
- ダイ(CV:本井英美)
- 村長(CV:坂口哲夫)
- サモナ(CV:泉尚摯)
- 師匠(CV:増谷康紀)
- 赤騎士(CV:立木文彦)
- 青騎士(CV:小西克幸)
- 黒騎士(CV:サエキトモ)
アニメ
1997年4月から9月まで全25話が放送された。
主題歌
オープニングテーマ
「虚空の迷宮」
作詞:デーモン小暮、作曲:エース清水、編曲:聖飢魔II、松崎雄一、歌:聖飢魔II
エンディングテーマ
「JUNK BOY」
作詞:薫理、作曲:ARG、編曲:2LUV、歌:KAORI 2 LUV
「ハッピーマニア」
作詞:真間綾、作曲・編曲:山本姫子、歌:さとう珠緒
「時空を超えろ!冒険者」
作詞:梶原茂人、作曲・編曲:山中紀昌、歌:本田義博
各話リスト
話数 | サブタイトル |
---|---|
第1話 | 迷走時空の異邦人[ストレンジャー]ですぅ! |
第2話 | 電光石火の最強カップルですぅ! |
第3話 | 脱出不能・大ピンチですぅ! |
第4話 | 究極激怒の大爆熱ですぅ! |
第5話 | 古風無双・蒼き狼ですぅ! |
第6話 | 愛情無敵の聖甲機[ロムアーマー]ですぅ! |
第7話 | 疾風閃光・真昼の大決闘ですぅ! |
第8話 | 美勇麗人の女騎士ですぅ! |
第9話 | 暗躍鬼道の地下迷宮ですぅ! |
第10話 | 栄華盛衰・涙の終わりですぅ! |
第11話 | 軽薄豪華な遊び人ですぅ! |
第12話 | 天下御免の名裁きですぅ! |
第13話 | 急転直下!?時をかけるメイズですぅ! |
第14話 | 聖者降臨!起動せよ聖甲機[ロムアーマー]ですぅ! |
第15話 | 待望企画!温泉で∇[うきゅっ]ですぅ! |
第16話 | 決戦前夜、心乱れてですぅ! |
第17話 | 聖魔激突・メイズ死す!?ですぅ! |
第18話 | 風雲怒涛の大転移ですぅ! |
第19話 | 女子高生 私は萌衣…‥ですぅ! |
第20話 | 月下追撃・美しき異邦人[ストレンジャー]ですぅ! |
第21話 | 夏色天使!素足の妖精ですノン! |
第22話 | 魔力消失!迫り来る驚異ですぅ! |
第23話 | 首都強襲!邪神ゴージャスですぅ! |
第24話 | 究極聖魔の最終決戦[ラストバトル]ですぅ! |
第25話 | 爆熱時空の冒険者[アドベンチャー]ですぅ! |
アニメ版と原作・コミカライズ版の違い
アニメ版ではオミットされているが、原作および臣士れい作画による漫画版では
斑鳩萌衣、明の正体についてもう少し踏み込んだ描写がされている。
OZ
元々は『異時空行奇談OZ』『時空奇譚OZ』として始まった作品(登場人物の名前等は違うが設定はほぼ同じ)だが、二度の「序盤で打ち切り→最初から書き直し」を繰り返してやっとまともに話が続いたのが『MAZE』である。なお、OZ時代の挿絵は両方とも麻宮騎亜。
『時空奇譚』の方は掲載誌で半年ほどは「休載のお知らせ」を載せていたので(読者コーナー(OZ専用ではない)では編集部側も休載の長さをネタにしていた)、「人気が無くて打ち切り」と言うわけではないようだが…。