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センシティブな作品

概要

CV:三石琴乃

斑鳩萌衣とは、『MAZE☆爆熱時空』の主人公メイズの片割れ。通称:女メイズあるいは昼メイズ。

昼間はこの精神と体だが、夜は男メイズ(斑鳩明)の人格となり体も男性に変化する。

元々は斑鳩明であり、異世界召喚された際に融合してメイズとなった。

※ 以下、ネタバレ

(連載当時の)現代日本における、一大コングロマリッド斑鳩グループ、その中核企業の社長の娘。

実の兄である明に対して兄妹の情を超えた禁断の想いを抱いていた。

一方の明は萌衣を妹として大事に思っており、妹の想いに気付いていながら、それをなんとか修正してやり、妹に普通の人間と同じように幸せにしてやりたいと考えていた。

なお、この事から解るように、実は召喚転移前は斑鳩明の方がより理性的な人格をしており、萌衣はというと引っ込み思案コミュ障でこそあるが兄の明よりも直情的かつ攻撃的で欲望に忠実な人格をしていた。

周囲は萌衣を「おとなしい優等生」と思って(誤解して)いたが、それは引っ込み思案とコミュ障が災いして自身を主張する方法が解らず、やむなく優等生を演じるしかなかった為である。

というわけで、明のそんな想いは萌衣にとっては「欲しいもの(兄の心と体)を手に入れる事ができない」という不満と欲求を発現させ、やがてそれは暴走へと至る。

ついに我慢ができなくなった萌衣は、ついに兄を襲う事を決意。明を根負けに至らしめる。

が、こうして溜まった欲求不満のフラストレーションが未知のエネルギーである幻光流(フォルム)の暴走を誘発。二人を融合させ未来の世界(異世界ではない)へと時空間転移させてしまった。

これは萌衣の「この世界(時代)では、私とお兄ちゃんは幸せにはなれない! 私達を知らない他の世界へ行きたい」という思いに幻光流が反応したため。

しかし萌衣と明の融合と、その再構成による「女メイズ」と「男メイズ」の成立は、それぞれの人格をバラバラにして再構成したようなもの(詳細はメイズの項目を参照)であり、正しくは「斑鳩萌衣=女メイズ」ではない

結局「斑鳩萌衣」本人は転移時に死んでいる(幻光流によって殺された)のと同じであり、のちにメイズたち本人も「斑鳩兄妹は(メイズとして召喚された時に)死んだ」(いわゆる「斑鳩兄妹」と「メイズ」は、在り方も考え方も異なる、全く別の存在である)と結論付けている。

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