概要
自分の名前と基礎的な日常知識以外の全て(この世界の常識も含む)を忘れた、前髪ぱっつんロングヘアで、常識的で理性的な記憶喪失の少女……なのだが、それは昼の間の話。(昼メイズ/女メイズ)
太陽が沈み夜になると、体が女性からツンツン頭の長髪男性にチェンジ。記憶喪失なのは昼(女)状態と同じだが、男性になると獣性と攻撃性が全開になって善性が消え、本能と欲望(特に性欲)に忠実な行動をとるようになる。(夜メイズ/男メイズ)
つまりは一種の二重人格者。
自らの部屋ごと異世界転移したらしきトコロを亡国の皇女ミルによって乱入された上で彼女の事情に巻き込まれ、いつの間にか身につけていた幻光流(フォルム。この世界でいうところの魔法)の力を見出され、ミルの幻光師(フォルムマスター)として、彼女を追うジャイナ聖教団と戦う事となった。
ちなみにミルの事情に巻き込まれた際に男メイズとなってミルの女の子としてのはじめてを奪おうとした事から、ミルからはオネニーサマ(「お姉さま」と「お兄さま」を合わせた造語)と呼ばれ過剰に(依存症レベルで)慕われる事となる。
※ネタバレ注意
その正体は現代の日本から見て現代文明が滅び去り、その残滓のみが魔法扱いとなって細々と稼働している未来の地球へと転移した、時間転移者。
本来は(MAZE世界の)現代日本の隅々に名を示す斑鳩財閥の当主の子どもたちである斑鳩明(いかるが あきら)と斑鳩萌衣(いかるが めい)の兄妹であり、その両者が決して許されぬ愛情を得てしまった果てに追い詰められ、当時にはまだ発見されていなかった未知のエネルギーである幻光流の力を偶発的に呼び覚ましてしまい身も心もひとつになった姿。
「メイズ」とは明(あきら=メイ)と萌衣(めい)が"ひとつ"になった事で「メイ(MEI)の複数形」(MEIs)としての主張であるとともに、互いが互いのモノである(MEI's)事を主張するために無意識に名乗られた名前である。(まだ"ふたり"であった学生時代には友人たちが兄妹をまとめ指して称したアダ名だった)
女メイズの正体は萌衣の姿と理性に明の聡明さと理性が上乗せされた人格。
男メイズの正体は明の姿と粗暴な本能に萌衣の隠された攻撃性と本能・欲望が上乗せされた人格。
(なので、よく「萌衣=女メイズ」「明=男メイズ」と紹介する資料があるが、これは間違ってはいないが正解でもないので注意。正確にはこの全員はすべて区別されるべき人格である)
関連タグ
MAZE☆爆熱時空 斑鳩萌衣 斑鳩明 二重人格 女体化 男体化 女メイズ 昼メイズ 男メイズ 夜メイズ 聖甲機ドゥルガー
アレルヤ・ハプティズム、ランチ(ドラゴンボール)、エミル・キャスタニエ:優しい人格と凶暴な人格を持つキャラクター達。