『VS騎士ラムネ&40炎』とは、1996年4月3日から1996年9月25日までテレビ東京系で全26話が放送された、葦プロダクション製作のロボットアニメ。
続編として1997年にOVA作品『VS騎士ラムネ&40FRESH』も作られている。
概要
シリーズ前作『NG騎士ラムネ&40』で主人公2代目ラムネスとして活躍した馬場ラムネの息子、ラムネードが新たな主人公3代目ラムネスとなって冒険する作品。
舞台設定と時間軸
本作品は、時間の流れが異なる別世界の存在や、未来の世界、時間移動、それらによるパラレルな歴史、ループ、パラドックスなど、複雑な時間軸を持っている。
客観的に見れば、大邪神アブラームを倒す為に過去へ行ってしまった事で新たな形でアブラームが生み出されてしまい、ラムネスたちの魂は一定の時間軸の中で輪廻を繰り返すループ現象が発生している。
そして輪廻という視点を外せば、未来にはアブラーム出現による滅びた世界だけが存在している。
登場人物
主人公。15歳の中学3年生。
ダ・サイダー(2代目勇者サイダー)
20歳。前作『NG騎士ラムネ&40』において2代目勇者ラムネスと共に戦ったもう一人の勇者。
前作『NG騎士ラムネ&40』に登場したタマQとウレPの息子で、ラムネード用のアドバイザーロボット。
ダ・サイダー用のヘビ型アドバイザーロボット。
本作のヒロインで、本名フルーツ・パフェ。
明るく一本気な性格。口癖は「すっごくギモン」。
パフェの同僚。
褐色の肌と豊乳の持ち主で、普段長めの前髪に隠れている素顔はそばかすがチャームポイントの結構な美人。
ウォーターバロンのメインパイロット。
アンアンゾーンのコックピットの中で眠り勇者ラムネスとの再会を5000年間待ち続けていた。
ウォーターバロンのサブパイロット。
外見年齢は他の二人よりも年下で、控えめな性格。
ウォーターバロンのパイロット。
他の二人よりも大人びた外見年齢をしている。
伝説の勇者ボルト・ナットの直系の子孫で、ガオガオゾーンの王子。
グラフサンダーのメインパイロット。
スケ・バーン
おネエ言葉で話すが男性。
カク・レンポ
シロクマのように見えるが、実は黒い部分が小さいパンダの獣人。
オルガンの導きによりドキドキスペースに渡ってきた、ラムネードを助ける謎(?)の勇者達。
アララ・カフェオレ(レスカ)
アララ王国の女王。
アララ王国の王女。
ドン・ジェノサイ
今作における敵の首領。
ナルシスト・ダンディ(ブラック・ダンディ、マッチョ・ショコラーデ)
ドン・ジェノサイの部下で筋肉至上主義のバカ。
衣装デザインにはクラブが組み込まれている。
フェロモン・リップ(ブラック・リップ、ニップル・シャーベット)
ドン・ジェノサイの部下でセクシーボディ至上主義のバカ。
衣装デザインにはハートが組み込まれている。
オルガン・シンフォニー
初代ラムネスがアブラームを封印したときの仲間。
運命の女神と呼ばれており、多次元理論を専門に持つ科学者。
大邪神アブラーム
ラムネスの敵。
繰り返される運命の輪の中では、「勇者ラムネスの定理」の逆定理によって生まれた強大な闇。
初代ラムネスの体の中に封印されたアブラームが、その体を乗っ取った姿。
神霊騎士
リアル等身のスーパーロボット。
ドキドキスペースが滅ぶ直前の超未来の世界にあるオルガン時空研究所「次元の狭間の神殿」から時空ゲートを超えて召喚される。
オルガンが大邪神アブラームを倒す為に次元の狭間の神殿で作った近距離戦用神霊騎士・炎霊皇帝。
PQの口に黄金のCD-ROMを入れて召喚する。
コクピットは複座でメインパイロットはラムネード、火器管制はダ・サイダーが主に行うが、席が入れ替わることも多い。
オルガンが大邪神アブラームを倒す為に次元の狭間の神殿で作った中距離戦用神霊騎士・雷霊伯爵。
召喚は勇者の紋章が描かれた印籠で行う。
ミト、カク、スケが搭乗し、メインパイロットはミト。
「大地の王」「大地の王者」などと冠される。
オルガンが大邪神アブラームを倒す為に次元の狭間の神殿で作った遠距離戦用神霊騎士・水霊男爵。
召喚はドラム達に内蔵された「乙女回路X」で行う。
ドラム、チェロ、トランペットが搭乗。