概要
アニメ『ポケットモンスター』シリーズにおけるレギュラーキャラクター・シトロンとデントのコンビ名。
あるいは、2人が出会ったXY&Z特別編『最強の二人!シトロンとデント!!』を指す。
『XY/XY&Z』ではそれまで恒例だった前シリーズのヒロインとの再会がなく、サトシの口から『BW』時代の話題が出ることもなかったため、両シリーズの繋がりは希薄なままであった。
しかし『XY&Z』最終話になって、特別編という形でデントの出演が決定。まさかの人選(?)に視聴者は色々な意味で盛り上がることとなった。
詳細
出会い
サトシとセレナを見送った後、シトロンはミアレジムのジムリーダーとして忙しい日々を送っていた。ある休日、ユリーカと共に釣り大会に参加したシトロンは、自身の発明品「全自動釣り竿メカ」を批判してきた人物とちょっとした言い争いに。その人物こそ、過去にイッシュ地方でサトシと共に旅をしたデントだった……
2人の共通点
シトロンとデントは共に、1つのシリーズにおいてサトシの旅に同行した男性キャラクターである。料理や解説など、パーティ内での主な役割もほぼ同じ。
また、デントは多趣味(自称・多数の「○○ソムリエ」)、シトロンは発明好きと、それぞれに濃い一面を持っている。今回の特別編でも、ピンチの場面で2人の得意分野が存分に活かされた。
そして……
ユリーカを乗せた車両が勝手に走り出し、このままでは行き止まりに……という絶体絶命の場面。シトロンとデントは同時に、どんな困難にも果敢に立ち向かっていたサトシの姿を思い出した。
その後2人はシトロンの発案で協力し合い、無事ユリーカの救出に成功する。
事件解決後、デントが行きたがっていたプリズムタワーの前まで来た一行は、互いの健闘を称え合い別れを告げる。最後まで互いがサトシの旅仲間だと知ることはなかった。
余談
- 「サトシの旅仲間同士が出会いながら、そのことを知らないまま別れる」という展開は、前作の特別編におけるデントとタケシに共通する。
- デントの肩書(自称)はお馴染みの「釣りソムリエ」「メトロソムリエ」「ソムリエ探偵」に加え、今回新たに「タワーソムリエ」なるものが登場している。ミアレ兄妹と別れたデントはシャラシティのマスタータワーへ向かった。
- ユリーカ「何でもソムリエになっちゃうんだね……」
- 今回の脚本は、アニポケにおける数々の問題作で有名な米村正二氏が担当。