概要
生育環境:平均気温24℃、平均湿度65%
『仮面ライダー響鬼』三十之巻「鍛える予感」、三十一之巻「超える父」に登場。
狐のような頭部と首周りの真っ赤な炎を模した車輪に全身に書かれた梵字が特徴的な独特の圧迫感や不気味な雰囲気漂う姿をした夏にしか出現しないタイプの魔化魍。
梵字の霊的な力を利用して姿を消す能力を持っており、人魂のような怪火の姿を伴って姿を現しては次々と餌と定めた人間を襲う。
炎を模した車輪からディスクアニマルすら焼き尽くすほどの威力を秘めた火炎を放って攻撃する事を得意としているほか、口から流れ出す唾液を発火させ触れたものをたちまち焼き尽くす能力を持つ。
劇中に登場した個体は洋館の男女によって魔化魍ワニュウドウの特性を付与された新型の個体であるらしく、童子と姫の力を借りずに自力で餌を獲って成長することが出来る為、当初、響鬼は童子と姫がいなかったことを不思議がっていた。
夜中に出現した際は、強力な火炎攻撃で威吹鬼を苦しめるが、駆けつけた響鬼の攻撃を受け怯み撤退。その後白昼に再度出現し、車輪形態で響鬼紅を翻弄するが、最後は『灼熱真紅の型』を受け爆散した。
その後、“オロチ現象” により大発生しており、四十五之巻『散華する斬鬼』でさいたまに出現した個体は京介の元同級生の1人を殺害している。
そのほか、映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』では大ショッカーの一員として、また、映画『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』では武神鎧武の部下の1人として登場を果たしている。