概要
シルクハットとタキシードに身を包み、アイマスクで素顔を隠し、ステッキを持っている。
TVシリーズ(旧作)では、セーラー戦士がピンチの時に1輪の赤い薔薇と共に登場する。
ちなみにセーラー戦士は毎週必ず一回だけ不自然にピンチになるので、彼も毎週必ず登場できる。
しかし敵と直接戦う描写は少なく、浄化技を持たないため役回りは主にサポート。キザな台詞を送るだけで去っていくことも多い。だが彼の登場でセーラー戦士のピンチは必ず解決する。解決の方法が強引で明らかに不自然なストーリー展開になっていることもままあるが、「タキシード仮面なら仕方がない」と思わせる勢いもまた旧作の魅力である。
また、洗脳された時は黒薔薇を放つ。
一方原作では旧TVシリーズよりかは自然に活躍する形で描写されている。サイコメトリーによる癒しの力があり、それを利用した「タキシード・ラ・スモーキング・ボンバー」という技も存在する。
原作第二部では、セーラームーンが当初未来で自身の力を使うことが出来ない面から、彼女に代わり敵を倒す場面がよくあった。
ネット上での扱い
アニメ放送当時は、多くの少女が月野うさぎと同様「タキシード仮面様!」と心をときめかせたものだが、
しかし、改めて見てみると何かおかしい。見た目からしておかしい。台詞もおかしい。どうしてこうなった。
現在は旧作担当声優の古谷徹のアドリブや、アニメのインパクトの強さから、懐かしの変態仮面として定着している。
なお、こういった言動は旧作のみであり、原作及び実写版での本来の彼はハイスペックな高校生である。
但しネーミングやスタイルは原作者当人の好みによるもの(単行本1巻余白談より)。
アニメ名言集
「私は悪を切り裂く一輪のバラだ」
「清らかな乙女の純情を穢す者は、このタキシード仮面が許さない」
「性懲りも無く女性を襲う不埒な奴め!覚悟しろ!」
「美しいセーラームーンに涙は似合わない」
「ピュアーな心を弄ぶ者は、いずれピュアーな心によって裁かれる」
「ぶ~らぶら~!」
「若い女の子の肌はピチピチしてフレッシュだ」
「新鮮な高原野菜や、とろけるようなしゃぶしゃぶ肉が怒っているぞ」
「セーラームーン、また太ったな!重いぞ!」
「さらばだ」
関連イラスト
ネタ絵も多く投稿されている。
関連動画
『セーラームーンCrystal』第3期はエンディング曲がキャラソンになっており、第1弾のはるか&みちる、第2弾のちびうさに続き、第3弾ではついにタキシード仮面がエンディングを担当する事になった。