ウルトラマンティガ第14話『放たれた標的』に登場。
概要
他星の種族をターゲットとしたハンティングゲームを好む別名の通りの残忍な宇宙人。
異星人ルシアとザラを地球へ放流した後、ゲームを行うために地球に飛来した。ウルトラマンレオの星人のように、等身大時と巨大化時の姿が異なる。等身大時(怪人態)は人間に変装している(ただし、手のみ変化していない)が、驚異的な跳躍力を持つ。
巨大化時は、怪獣に近い姿になる。武器は、等身大時、巨大化時共通して頭部の触角から放つ怪光線である。
残忍なるハンター
ルシアを見つけ、路地裏に追い込んで仕留めようとするものの、ルシアの悲鳴を聞いて駆け付けたダイゴとレナによって妨害されたため撤退。もう一人のターゲットであるザラを仕留めるために、円盤でザラのいる赤峰山へ向かう。円盤からの攻撃でザラのハントに成功し、続いてザラを救うためにダイブハンガーから脱走したルシアを触角からの光線で殺害する。目の前でルシアを殺され、怒るダイゴによってガッツハイパーガンの銃撃を喰らい、立て続けにレナ、ムナカタのガッツハイパーガンの銃撃を喰らわされる。しかし、すぐさま巨大化形態へ変貌する。ティガとの戦闘に入る。
奇怪なる変貌
序盤はティガに圧倒され、キャメルクラッチを受けるものの、背骨が背中から離れ首が長くなった、尾の先端に頭部のあるサソリのような四足歩行の奇怪な形態となり攻撃から逃れる。奇怪な形態ゆえ、攻撃パターンが読みづらくなったことで優位に立つ。活動時間が残りわずかとなったティガを押さえつけて、怪光線で止めを刺そうとするが、直前でティガが回避したために自分の背中に光線を撃ってしまう。諦めず、頭突きで攻撃を仕掛けるが、ティガが岩石を盾にしたことでまたもダメージを喰らう。
最後は、ティガ・パワータイプのウルトラスウィングで投げ飛ばされ、デラシウム光流で倒される。
その後の登場
ティガ第42話にはバイオコンピュータによって作られたバーチャル・ムザン星人が、ダイナ第46話ではメージヲグの幻覚の一体として等身大のものが登場している。また、ダイナ第47話には名前のみ登場。ファビラス星人Aの性格を変貌させた原因はムザン星の魔石だった。
ムザン星人が狂暴になったのもこの魔石が原因である可能性がある。ある意味じゃ別作品にも同じような奴がいたが彼らと同じかもしれない
関連タグ
クール星人:狩人の異名を持つ宇宙人
ドルズ星人:昭和ウルトラシリーズ版ムザン星人
サタンフォーガス:サタンフォーガスの人間体の着ぐるみは、人間時のムザン星人の着ぐるみを改造したものである
グロンギ・・・同じくゲーム感覚で人を殺す種族
デスガリアン・・・こちらも同じようにゲーム感覚で相手を殺す組織
プレデター・・・宇宙で他の種族を獲物として狩りをする種族の筆頭。ただし、上記の奴らと違って獲物とする対象に関しては厳密な基準があり、あくまで武器(戦闘能力)および戦意を持つ相手のみを標的にするなど、まだ彼等の方がフェアかも知れない。