ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:めん
編集内容:ところどころを加筆

概要

機動戦士ガンダム」に登場する強襲揚陸艦「ホワイトベース」、又は同型艦が属する艦種の総称。地球連邦軍が建造した中で初のMS運用能力を持つ艦であるのが特徴。

元々は連邦軍の宇宙戦闘機「セイバーフィッシュ」の運用空母となる予定だったが、ジオン公国軍のMSの圧倒的な性能を重くみた連邦軍上層部は新型MS開発プロジェクトである「V作戦」を極秘裏に発動。

それに連動するように、本艦はそのV作戦で開発されたMSを運用するようコンセプトを変更される。特に2番艦の「ホワイトベース」は一年戦争で「ニュータイプ部隊」と噂される程の輝かしい戦績を挙げ、一躍伝説級の戦艦として有名になる。

一説では、2番艦である「ホワイトベース」が神憑り的な活躍をした事からこれらの艦種名を「ホワイトベース級」と呼ぶ場合もある。

建造された同型艦

1番艦 ペガサス

ペガサス級の最初期艦。外見上はほとんど2番艦のホワイトベースとは違いは無いが、ゲーム作品の「ギレンの野望」等では色や性能に変化が見られる場合も。

性能はホワイトベースと比較すると低い傾向にあり、これは最初期艦という背景を反映しての事と思われる。

一年戦争では戦線に投入された模様であるが、目立った戦果も無くその後の消息も不明

2番艦 ホワイトベース

ペガサス級の代名詞とも言える存在。一年戦争ではRXシリーズの運用艦として地球と宇宙の各戦線を転戦し劇的な戦果を挙げた。ペガサス級特有の外見からジオン公国軍ではコードネームとして「木馬」と呼ばれていた。本来の艦長はパオロ・カシアス中佐だがサイド7での攻撃で負傷し、ブライト・ノア少尉に艦長を移す。サイド7遭遇戦の後はルナツー、ニューヤーク、ジャブロー、ベルファスト、オデッサ、ソロモン、ア・バオア・クーなどの重要な戦線へ参加した。

「星一号作戦」でア・バオア・クーへ侵攻するも戦闘のさなかでエンジンブロックに被弾しア・バオア・クー内部に座礁。

クルーは撤退するも、本艦はア・バオア・クーの弾薬庫の誘爆に巻き込まれ撃沈した。

地球連邦軍勝利の立役者となった本艦は後にガンダム同様「勝利の象徴」という意味合いを持つようになり、後年にも本艦の思想を踏襲した艦が開発されている。

尚、本艦を改修した戦艦として「トロイホース」という戦艦が存在するが、詳細は不明

3番艦 ホワイトベースjr.(ホワイトベースⅡ)

「MSV」「若き彗星の肖像」等に登場するペガサス級。

チェンバロ作戦や星一号作戦に参加した。戦後はサイド3駐留艦隊に所属し、デラーズ・フリート追撃に参加するも、MS部隊の壊滅を受け撤退している。

4番艦 サラブレッド

元々はペガサス級強襲揚陸艦4番艦として設計予定だったが、本艦を隠密機動戦を主眼にした戦艦にシフトした事で仕様を「改ペガサス級(又はサラブレッド級)」に変更された。そのため本艦は厳密には「ペガサス級」には分類されない。

本艦はミノフスキー粒子を一定区画に散布し、擬似的なジャマーフィールドを形成することで敵に気取られずに撃破する戦法を得意とした。

一年戦争ではキルスティン・ロンバート大佐が艦長を勤め、第16独立戦隊旗艦として配備。

ガンダム4号機ガンダム5号機ガンキャノン隊を擁し作戦に従事している。

終戦直前にはジオン公国首相ダルシア・バハロ首相の護衛を受け持っている。

戦後はジオン残党軍の1つであるインビジブル・ナイツ隊が悲願とする「水天の涙」作戦を阻止すべく独立遊撃部隊ファントムスイープ隊の母艦として作戦を行った

5番艦 グレイファントム

一年戦争末期のサイド6に駐留していた。ホワイトベースと比較するとかなりシャープに洗練されたデザインであり、より実戦向けに改修されている。サラブレッドと同じくこちらも「改ペガサス級」に属するMS部隊に「スカーレット隊」を持つが、サイド6に潜入したケンプファーとの戦闘でスカーレット隊は壊滅している。

戦後はU.C.0083の連邦艦隊観艦式に参列し、その後ガンダム試作2号機による核攻撃で撃沈したとの未確認情報もある。

一方で実は撃沈を免れており、経緯は不明だが本艦の残骸が地上のジオン残党軍の拠点として

機能しているとする情報もある。

5番艦 ブランリヴァル

こちらは「ペガサス級強襲揚陸艦」に分類される戦艦。

一見ホワイトベースに酷似しているが、メガ粒子砲の位置や細部が異なる。

艦載機としてガンダム6号機を配備されており、ジオン軍の部隊である「闇夜のフェンリル隊」と度々交戦している。

ブランリヴァルとは「白い対抗馬」という意味であり、ホワイトベースの改修艦に相当すると思われる。ジャブローに停泊していた所を前述の「闇夜のフェンリル隊」による襲撃を受け損傷。

大破まではいかなかったが修理に時間が掛かり、チェンバロ作戦には参加できなかった。

星一号作戦では戦線に加わったが、目立った活躍は無い。

U.C.0089にはゴップ議長の思惑によりイングリット0と彼女専用に近代化改修されたヘビーガンダム、ナイトイェーガー隊隊長のヴァースキ大尉、その部下のカワセ、バレンスタインら専用に各部パーツをジェガン用に換装した改造型ジムⅢが配備されている。

6番艦 スタリオン

一年戦争時に建造された戦艦であるが、ジャブローに寄港したホワイトベースの修理に充てられた為一時建造中止になっていた。

戦後に建造が再開し、コンペイトウでの観艦式に参列するも核攻撃で撃沈した模様

7番艦 アルビオン

初期のペガサス級とはかなりデザインが異なり、様々な改修を受けている。

ほぼ新規設計の新造戦艦であり、ガンダム試作1号機ガンダム試作2号機トリントン基地へ搬入した。その後、2号機が強奪された事でエイパー・シナプス大佐が指揮を執り追撃に向かう。

後に「デラーズ紛争」と呼ばれる紛争の幕開けから終結までを戦い抜いた戦艦であり、その後は一連の連邦の不祥事を隠匿するために廃艦になった、若しくはティターンズへ配備されたとも言われる。

ペガサス級に影響された艦

アーガマ

ネェル・アーガマ

関連記事

編集者:めん
編集内容:ところどころを加筆