……できるものならね
CV:真堂圭
概要
タツミの側近を務める妖しげな雰囲気の女性。
褐色エルフ耳の美女であり、ローブで分かり辛いが、作中女性キャラでも屈指の巨乳。
エトと同じく、十二神皇と交信する力を持っているが、関係性は不明。後に対面した際にエトはシシの事を知らなかったことから、面識はなかったようである。
ちなみに、エトの儀式は東洋風だが、シシの儀式は西洋風であるなど、キャラクターデザインも含めてエトとは対になる部分が多い。
かつて、一族再興のため十二神皇を求めてさまよっていたタツミに「辰の十二神皇ウロヴォリアス」を授け、「邪神皇を復活させ、全ての十二神皇の力を以て邪神皇を牛耳れば、勇者の一族の栄光は永遠に続く」と諭し、以来側近として彼に仕えている。
見方によれば本作の事件の全ての元凶ともいえる存在だが、その真意は謎に包まれている。
タツミからは「一族復興の機会を授けてくれた恩人」として全般の信頼を寄せられている一方、他の暗黒バトラーからはいぶかしげに見られている。
また、大牙和巳の茂上駿太への強い憎しみに目をつけ、彼にスピリッツワールドでは禁忌とされているアルティメットの力を入手させた。この件に関しては流石のタツミも疑念を抱いているが、 彼女はこれもまた計画成功への手段としている。
この先ネタバレ
その正体は数世代前に封じられた邪神皇デスピアズ(最強最悪のアルティメット)の一欠片。
本体復活のために邪神皇の噂を各地に広め、タツミの「勇者の一族を復権し、スピリッツワールドを繁栄させたい」という願いにつけ込むことで十二神皇をタツミ達に集めさせる。
また、駿太やヨクの所持する十二神皇と暗黒バトラーの所持する十二神皇を奪い合わせるマッチポンプを行いつつ、アルティメットを従えられる和巳を召喚し、ヨロイやイオ(イオについてはイヌイ曰く「はなっから手先」)を傀儡にした。
正体を明かす前後ともに丁寧な口調は共通しているが、性格は冷酷。
後述するタツミとの変則バトルでは「簡単に終わってはつまらない」と言うなど、尊大な一面も持つ。
その目的はバトスピで繋がる全ての世界を支配することにある。
エト同様シシ本人がバトルをする描写がなく、バトルができるのかは不明であったが、最終決戦を目前に、十二神皇を再び集めようとするタツミに紫と黄色の十二神皇を使った変則バトルを挑む。
4体の十二神皇の力でタツミを翻弄し、あと一歩のところまで追い詰めるが、そこにイヌイとキキが乱入。
これを「雑魚が増えても同じ」と侮り、乱入を許可してしまった結果形勢を逆転され、タツミの新たなキースピリット「黒壬龍オブシディアン・ドラゴン」、イヌイのカラミティ・ボア、キキの連続マジック&アクセルのコンボの連係の前に敗北を喫することとなった。
負けた際に大きく吹き飛ばされたが、その後は何事もなく無傷で生還し、真の力を取り戻した邪神皇の本体と融合して和巳の手に渡った。
だが、結局和巳もまた邪神皇を使わせるための傀儡に過ぎず、和巳がデスピアズを「デスピアズ・ゾーク」へと進化させ、勝利を確信したところで和巳にそのことをバラし、絶望し泣き叫ぶ和巳を邪神皇に融合させて強制的にバトルを続行させた。
邪神皇のえげつない特殊効果の数々で駿太とヨクを圧倒するが、勇者たちの思いが一つとなって生まれた「光魔神」によって十二神皇が全て揃い、ダブルドライブによって驚異の17シンボルとなった超十二神皇の前に劣勢に立たされ、更に邪神皇の傀儡となる事に抗った和巳が最後の防御札であった「絶甲氷盾」を自ら手放したことで窮地に陥る。
最後の手段として駿太達に「邪神皇を倒せば和巳も消える」と恫喝するなど心理戦を施して敗北を避けようとするが、過ちを認め、自ら倒される事を願った和巳の意志を酌んだ駿太達の超十二神皇の攻撃を食らい敗北。邪神皇の本体もろとも氷塊で固められ、エト達の手で永久封印される末路を辿った。
関連タグ
バトルスピリッツダブルドライブ タツミ エト・エトシンモリ8世 大牙和巳
全ての元凶 黒幕 だいたいこいつのせい 悪女 詐欺 マッチポンプ 巨乳
似た傾向があるキャラ
ピッコロ…二つに別れた繋がり
妖神ゴブーリキ…本体から抜け出た魂繋がり
クォーツモン、ダークザギ…前者は本体と一部が分離し、後者は本性を隠す、世界征服のために長い時間をかけて周到な計画を練る、仲間のふりをしてだます等共通点多数。
ディスピア…本体の名前が似通った繋がり