護廷十三隊の内、十一番隊第三席であり副官補佐。
スキンヘッドで三白眼の強面の男で、目元に赤い化粧を入れている。
瀞霊廷への侵入(?)に成功した一護の前に立ちはだかった最初の相手で、十一番隊の死神らしく非常に好戦的な性格。
死ぬならば隊長である更木剣八の元で戦って死ぬと誓っており、昇進を兼ねた他の隊への異動も受ける気はないらしい。その為、隊長の就任条件である卍解の習得も果たしているにも関わらずそれを他人に隠している。
始解前の刀の柄には血止め薬が入っている。
多分本人の創意工夫による仕込みで斬魄刀の能力ではない。
始解『鬼灯丸』
刀と鞘を縦に連ね、「延びろ『鬼灯丸』」の解号と共に槍状の姿に変化する。
この形態は実際のところは三節棍であり、変幻自在の戦術を取れる。
敵を斬る覚悟も卍解習得もしていない一護に素手で破壊されたり、幾度となく破壊されていたりと破壊されていない方が珍しいという珍しい始解。
卍解『龍紋鬼灯丸』
三つの特殊な形状をした巨大な刃物を鎖で一連に繋いだ卍解。
真ん中の刃の側面には龍の紋が彫られており、攻防の衝撃に応じて徐々に赤く染まってゆくのだが、これは卍解直後は未だ霊圧の大半を眠らせたままである『龍紋鬼灯丸』の霊圧解放率を示すメーターの役割を持つ。
斬れば斬るほど、戦えば戦うほどその攻撃力を上げる、一角に相応しい卍解である。
…のだが、壊れた卍解は修復が不可能という設定が明らかとなったため「壊れやすいうえに壊れないと真価を発揮できない卍解」という(読者からは元々最低評価だったのに)とんでもなく使い物にならない代物となってしまった。(一応阿近の手で形だけは修復されている)
破壊された卍解は他にもあるが多少壊れたくらいでは何ともないものや修復能力を持つもの、改造して修復できるものなので破壊=性能劣化なのは実質龍紋鬼灯丸だけに…。くじけるな一角 。
また、最大破壊力そのものも狛村のものに劣り、この卍解の霊圧向上は破壊力のみに注がれるため、普通なら霊圧向上に伴って自然と向上する防御力や速力は始解時から据え置き(※エドラドの見立て)。
余談
今でこそ硬派なイメージを持たれているキャラであるが、作中最初に見せた姿はツキツキの舞という珍妙な踊りであったことは決して思い出してはいけない。