CV:沼倉愛美
概要
2016年6月に実装されたストーリークエスト第3章「世界変革の声」から登場するマザー・クラスタ幹部「日の使徒(読み方は「火の使徒」ファレグとの重複を避けるためか「にちのしと」)」。稀代の天才数学者とされており、世界的に有名な数学者でもある。
性格は所謂ツンデレのようなものであり、ツンとした高圧的な態度をとる。
特徴的な喋り方として、数学者であるからか(?)登場時にはプレイヤー達に対して「50%期待してたけど70%弱そう」等と言うなど、何でも数値化して言う癖がある様子。
まだ幼かった頃、若くして天才的な才能を発揮していたが、それ故周囲から認められず孤独になり、社会的に排除されそうになっていた所を彼女のエーテル適正を見出したマザーに拾われ助けられる。それ故マザーに対する感謝の思いと忠誠心は非常に強い。
同じくマザー・クラスタの「月の使徒」であるフル・J・ラスヴィッツとは同い年であり、過去に同じような境遇からマザーに拾われて助けられたため、とても仲の良い相方である。ちなみにフルからは「クゥ」と呼ばれている。
フルが文系でオークゥが理系であることや、「月の使徒」と「日の使徒」というように2人は対照的な存在である事が伺える面が幾つか存在する。
具現武装はエネミーでもある幻創種「ラプラスの悪魔」と「マクスウェルの悪魔」。これらを召喚、使役して戦う。また具現武装の能力なのかは不明だが、ある程度因果律を操作することができる模様。
どこが、とは言わないが見て分かる通りの絶壁である。なにもそこまでフルと対照的にしなくても…
ストーリーでの活躍
以下、EPISODE4のネタバレを含みます。閲覧は自己責任でお願いします。
EPISODE4-3 「世界変革の声」
ベトール・ゼラズニイがプレイヤー達に敗北した後、他のマザー・クラスタのメンバー共々初登場。プレイヤー達に対して「50%期待してたのにどいつもこいつも70%弱そう」と言い放ち、ヒツギに対して「100%生意気そうだから今ここでやっちゃおうよ」と、ヒツギをその場で倒そうとするが「本来の目的ではない」と、他のメンバーに止められる。
EPISODE4-4 「哀しき再会」
アースガイドの本拠地があるラスベガスに来ていた主人公たちの前に70%おじさんや暗ーい子と共に再登場。幻創種「ラプラスの悪魔」および「マクスウェルの悪魔」を使役しプレイヤーや60%色男に挑むが、因果律を超えたプレイヤーの攻撃に敗北。ピンチに陥るが、直後にそばに居たオフィエルに助けられる。オフィエルに助けられたのは彼女としては不本意であり屈辱的であった様子。
ちなみに戦闘中はエリア外から傍観しているだけだが、上空に浮いているため、最接近して見上げると何とは言わないが見えてしまう。
EPISODE4-5 「覚悟」
誘拐されたヒツギの救助のためマザー・クラスタの月面基地に潜入したプレイヤーとエンガをフルが自身の能力で同じことを繰り返される領域に閉じ込めるが、プレイヤーにこの能力に気づかれた事で相方のフルと再び現れる。再び「ラプラスの悪魔」と「マクスウェルの悪魔」を召喚した上で自身も三角定規のような具現武装(?)を展開。因果律を操作し、「プレイヤーの攻撃が発生しても自分には届かない」と書き換える事によってプレイヤーの攻撃を無効化し、フルと共に直接プレイヤー達と戦闘したが最終的には敗北。
しかしこれらの救出劇はすべて彼女が考えた罠であり、人質を取れば少人数で救助に来ること、そして必ずその中にはアークス最大戦力であるプレイヤーが含まれることを見抜いた上でプレイヤー達を月面基地におびき寄せ、そのスキにマザー・クラスタがアークスシップを襲撃するといったものであった。作戦は見事成功。自身とフルは時間稼ぎの囮であったことをプレイヤー達に告げ、その場に残ったプレイヤー達を道連れにするためにフルと共に基地を爆破するが、倒壊寸前の所でプレイヤー達にエンガの力により地球に逃げられてしまい、そのままフルと運命を共にした。
EPISODE4-8 「世界終焉の具現」
「世界再編(パラダイムシフト)」を止めるためにプレイヤー達はアースガイドの地下にある遺跡へと侵入したが、奥に進むほど敵の天使達の数が増えて前後挟み撃ちにされてしまう。エンガは1人でこの状況を食い止め、プレイヤーとヒツギ、コオリを先に行かせようかと迷っていた。
しかし…
「なーにうじうじ迷ってんのよ!30%色男!」
なんと死んだと思われていたにもかかわらずフル、アラトロンと共に再び登場。どうやらあの月面基地爆破の後ファレグにフル共々救助されていたらしく、今度は助っ人として「ラプラスの悪魔」と「マクスウェルの悪魔」を召喚。襲ってきた天使達をなぎ倒した。
アラトロンが「義により助太刀させてもらう」と言ったそばから「別に助太刀しに来たわけじゃないわよ!マザーの仇を取りに来たの!」と言ったりと、素直じゃない一面も。
最後にエンガに「死ぬなよ」と言われ「そっくりそのまま言葉を返すわよ!10%色男!」と言い返し、プレイヤー達を見送った。因みにこのやり取りをフルに死亡フラグと言われている。尚、言われた当の本人は言葉の意味を理解できていなかった模様。
因みにこの時コオリのことをしれっとヤンデレ呼ばわりしている。
その後
騒動後はなんとフルと共に、ヒツギ達の通う天星学園高等学校に数学の教師として赴任する。
なんでもマザー・クラスタの権限を利用してなんの前触れもなく赴任してきたそうであり、2人とも世界的な学者であるため赴任時は相当騒がれた様子。だが、当人たちにとってはどこ吹く風、全然気にしていないようである。
数学と現国の課題が未提出で逃げ隠れしていたエンガを無理やり引きずり出す為に(事を知ってる者だけの前だとはいえ)生徒会室内で「マクスウェルの悪魔」を召喚しており、コオリからは「何かゆるーい感じで能力使ってるけどいいのかな…」と突っ込まれていた。
補足しておくがこの時の2028年の時点で彼女とフルは18歳であり、エンガより1つ年上なだけの非常に若い年で教師になっている。
なお、後日談にて、八坂炎雅に対し、何やら特別な思いを抱いているらしいことが語られている。このことは複数の人物に感づかれており、周囲にはバレバレの模様。ちなみに、別の場でこのことを指摘されたお相手の方も明確に拒否はしておらず、数年後には思わぬカップルが生まれているかもしれない。