「なによアンタ達 こんだけじゃ全然足んないわよ」
cv:沢城みゆき
概要
5~6撃目にて登場。
「進化の家」のジーナス博士が試作品として造り出した蚊と人間の合成生物。
おびただしい数の蚊の群れ(蚊の専門家であるカーフェチ曰く「完全な新種」)を自在に操り、
驚異的な吸血力で人や動物を瞬間的にミイラに変え、死に至らしめる。
操作範囲は半径50kmとかなり広大で、その脅威は災害レベル"鬼"に相当する。
高い機動力に加え鋼鉄をも貫く刺突攻撃も出来るが、そのままでは災害レベルに対して彼女本人の戦闘能力は低く(ジーナス博士にも素のままでは「貧弱な羽虫」「所詮は試作品」と言われている)、彼女自身ジェノスと対峙した際は勝機がないと判断していた。
しかし、蚊の群れに集めさせた血液を自身の体内に注ぐことで本領を発揮、身体能力を飛躍的に向上させ、単体でも”鬼”相当の強化形態(全身が虎のような毛でおおわれる)になることができ、その強化形態の実力は、当時自分の実力を過信し完全に油断していたとはいえジェノスの体を一瞬で破壊、彼を自爆寸前まで追いやった。
しかし、彼女の手下の蚊を追いかけてきたサイタマの平手打ちでぶっ飛ばされ、高層ビルに激突した後空の彼方に吹き飛んで行った。
強化されたモスキート娘がサイタマに敗北したことに驚いたジーナス博士は、サイタマを捕獲して研究すべく、災害レベル”鬼”クラスの獣王らを向かわせるが…。
なお彼女は、手下の蚊とはいえサイタマに外傷を与えることができた希有な存在であった。
アニメでは第2話に登場し、通常形態は青肌、強化形態は赤肌で表現されている。
村田版ではより人間型にアレンジされ、女性怪人ならではのセクシーさが強調されている。
御蔭でほぼpixivではリメイク版でしか投稿されておらず、投稿数もガロウやボロスに次ぐ3位という人気を誇る。
ちなみにアニメでは村田版をベースとしているがデザインが少し異なっており、
倒されるシーンも高層ビルに大量の血をぶちまけて(吹っ飛ばされる際に蚊の腹部が激突して破裂したらしい)空の彼方へ飛んで行くというものに変更されている。
しかし飛び散る血のせいで目を凝らさないとまるで体が血をまき散らして粉々になったようにしか見えない。
上述のように本編ではサイタマに吹っ飛ばされて以降は登場していないが、
生き残って「たこやきの家」の看板娘になっているという設定の彼女が、
作画の村田雄介氏がTwitterに上げた画像で描かれた。
両手両足が義手義足になっていて羽もなく、蚊の腹部があった部分には絆創膏が貼られている。
今後、仮に再登場する際はこのデザインであろう。
関連イラスト
左が通常形態、右が強化形態。