概要
原作:黒神遊夜、作画:神崎かるなによる学園反逆バトルアクションである。メイン画像はpixivユーザーでもある神崎氏によるもの。
主人公である納村不道が転校先の愛地共生学園にて、鬼瓦輪に目を付けられてしまい、粛清対象として狙われてしまう所から物語は始まる。
愛地共生学園では武装した女子達による無慈悲と言えるような男子支配が行われており、それに巻き込まれたという事になるのだが――。
なお、この作品と同じコンビが手掛けた「しなこいっ」→「竹刀短し恋せよ乙女」と同じ世界を舞台としており、「竹刀短し恋せよ乙女」から引き続き出演しているキャラクターもいる。
2017年春アニメとして、テレビアニメ化された。制作はSILVERLINK.が担当。放送局は、同じKADOKAWA系の作品である「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」および(この作品に関しては「ルーツ」は異なるが)「ひなこのーと」と共通。
また、アニメ化される直前の同年1月には、東京・中目黒にある「芝居小屋」・キンケロシアターにて舞台演劇版が上演されている。
登場人物
納村不道
フリーダムでファンキーでバイオレンスでアナーキーな主人公。ヤクザ者連中約40人を素手で半殺しにしてしまったため、「真人間」になる事を目的に、愛地共生学園にブチ込まれたが、ここでも武器を携帯した少女達を、やはり素手で半殺しにしまくったことで、「こいつ複数でないと倒せんわ」と、なかばあきらめられている。
天羽斬々
ものすごくドSな愛地共生学園の「番長」。振り下ろす空手チョップは、喰らった人間をあの世に送りかねないほど強力。実は不動よりも強い。
鬼瓦輪
目つきが悪い上に日本刀(一応、刃引きはされているらしい)を振り回す、物騒なおかっぱ頭のヒロイン。顔の右側が異様な形をしているが、これは面のかけら。斬々(や不道)とタイマン張った結果、こんなふうになってしまった。決して顔の右半分が火傷していたり、タモさんのように右目を失明しているが故にそれを隠すためではない(実際物語開始当初は顔の左側も面のかけらがあった)。
増子寺楠男
不道のクラスメイトのひとりの男子生徒。名前と言い見てくれと言い、誰がどう見てもあの方を侮辱しているとしか言いようがない。
亀鶴城メアリ
レイピアを振り回す、これまた物騒なおフランス人。故に日本語はドヘタクソで、常に仏日辞書を携帯するハメになっている。斬々ほどではないが、かなりドS。
花酒蕨
熊をペットとして飼っているだけでもかなり物騒なのに、その熊と一緒に戦いに望む。しかもかなり血の気にはやるところがあるようで、まわりからは「こいつ話が通用しない奴だ」と恐れられている。
眼目さとり
他人様の心まで読めてしまうほどの観察眼の持ち主な上、攻撃の際も、相手に手の内を読ませない。
因幡月夜
人並み外れた聴力の持ち主ではあるが、何らかの理由で視力を失ってしまった。そのせいか、表に出ることがあまりなかった。