概要
正式なタイトルは『北斗の拳5 天魔流星伝 哀★絶章』。
1992年7月10日にショウエイシステムがスーパーファミコン用ソフトとして製作し東映動画が発売したRPG。
東映がアニメ制作を手掛けた「北斗の拳」を原案としておりケンシロウを始め元になった作品のキャラクターが多数登場するが、物語は原作とは完全に異なるオリジナルストーリーで主人公もケンシロウではなく天帝の血を引くオリジナルキャラクターとなっている。
物語途中で主人公が交代するが、二代目主人公はゲーム開始時には生まれてさえいなかった初代主人公の息子である。
原作を冒涜しているとしか思えないほど酷い扱いを受けたキャラクターが多く、ざっと挙げても
- ケンシロウ:オープニングで転がる岩の下敷きになってしまう。(後に生存が判明)
- リュウケン:中ボスクラスの敵に敗れて死亡。
- アイン:自分が砕いた岩の下敷きになって死亡。
- シン:ユリアの飛び降り自殺後自暴自棄になって酒びたりになり、ハート様にサザンクロスを乗っ取られる。
- ハート様:主人公一行が自分をデブ呼ばわりしたと言いがかりをつけ逆上して襲ってくる上に断末魔の叫びがひでぶではない。
- バット:登場するなりトラックで特攻して死亡(原作では死んでない)する上、原作でいつも行動を共にしていたリンとの絡みは全くない。
- ジュウケイ:登場するなり女人像の封印を守れなかったことを嘆いて爆死。
- ユリア:本作のラスボスである魔皇帝の封印を解き、戦乱を引き起こした元凶。