非正規(アザーズ)メンバー、爆撃担当。CVは三石琴乃。
本作メインストーリーのキーキャラクター。
『世界を観察する存在に 興味はおありですか?』
概要
大人、狂人、そして少女…あらゆる世界にあらゆる姿で現れる緑髪の女性。
複数存在することは間違いないが、その正体や目的は未だに多くの謎に包まれている。
自らを「この世の条理の果てを目指す者」と呼び、あらゆる事象を「観察」している。無数の平行世界の出来事をすべて把握しており、プレイヤーがいる現実世界もそのひとつとして認識している。
物腰は柔らかいが、立場に関係なく意味深な不穏発言やメタフィクションな台詞を吐く。最近は奇行や奇声(?)でリアルの隊長を驚かせることも。
モルガナ(大)
基本的な姿は糸目の女性。しかし、目を開くと遊戯王の悪役もビックリの顔芸を披露する。 戦闘スタイルは遠隔攻撃端末による収束レーザー。 他にも莫大な力を利用して時空を歪め、五次元探知能力をもつストライカー達の意識を飛ばす攻撃方法も持つ。
初登場はチュートリアル。この時点で事件の元凶と判明する。アルタイル・トルテの面々と隊長に撃退され、別のチャンネル(平行世界)に逃亡する。
本作最初のスペシャルレイドオブリ(はぐれメタル的な奴)でもある。
エピソードⅡでは同じ外見の別個体が引き続き悪役を務める。アマンド・フォーマルハウトを離反させ、エピソードⅠ以上の災害を起こそうとしている。
2016年11月協力戦ではエピソードⅡの展開に合わせて、通常型の大人モルガナ(設定上はエピソードⅡ版のコピー)が再びスペシャルレイドオブリとして登場した。
「もるがな」
2014年7月の協力戦イベントシナリオで再登場。そして彼女のプレイヤー仕様となる「モルガナ(少女形態)」のメモカがリリースされた。
このモルガナは他とは違い、隊長やストライカーに“興味がある”という名目で力を貸してくれている。敵なのか味方なのかは、未だに不明。意外とお茶目な一面もあり、気まぐれでお祭り的なイベントに参加することもある。
通常SRはウサギのぬいぐるみ形ポシェット(説明文によると「五次元ポシェット」)と遠隔攻撃端末が特徴。戦闘スタイルはレーザーでのなぎ払い。
通常URメモカを装備すると戦闘中だけ大人形態となる。究極SRでは少女形態のまま大人形態の服を着る(メイン画像参照)。
イベントシナリオでは、その人知を越えた力で海賊船を宇宙戦艦にしたり、演劇祭のアザーズ演目でVFX監督を務めるなど、不思議な力を使うためだけに駆り出されることがある。
見た目こそ可愛げだが、性格は元とそこまで変わらないらしく、親愛編の内容やカットイン台詞も非常に物騒であり、子供らしくない不敵な表情も多い。気に入った服に着替えると下着をつけ忘れ…
なお、見た目はロリだが声は三石氏のまま。ミスマッチだと評されることもあるが、その分、三石氏が彼女の不気味さをよく表現できたとも言える。
そして2015年3月に追加された彼女の台詞はまさかのロリ声(もちろん声優は同じ)だった。
『おにーぃちゃーん!(CV.三石琴乃)』
ファンからの通称は「ロリガナ」または「もるがな」、大人形態と区別するためか、公式イベントでもシナリオ部分でひらがな表記を使用する。最近では一部のメンバーからも「もるがなちゃん」と呼ばれるようになった。
モルガナ・ジ・アビス
2014年8月の協力戦イベントからスペシャルレイドオブリとして登場した、モルガナの亜種。
血にまみれた衣装を身に纏い、左手で光る左目を押さえ、常に不気味な笑みを浮かべる。また、通常verのモルガナが首に巻いていた帯は、この形態ではボロボロになりながらも浮き上がり、本体を覆うように浮かんでいる。
他のモルガナ曰く「条理の闇に呑まれた者」。
言うなれば発狂したモルガナとも言える存在であり、こうなると正常なモルガナからは敵とみなされる模様。
良くも悪くもインパクトがある外見。ギャグ系イラストも確認されている。
2015年末に再登場したが、その後は音沙汰なし。
と思われていたが2017年6月の協力戦の特攻メモカでなんと召喚されると言う驚きの再登場を果たす。
モルガナ・ミゼラストロフ
2017年4月の協力戦で初登場した、モルガナの亜種。
同イベントのスペシャルレイドオブリを担当する。
同じく亜種である「モルガナ・ジ・アビス」とはデザインが大きく異なり、こちらはほどけかけた包帯のように崩れた身体に偵察型オブリに類似した顔……といったもので、モルガナの面影は髪色ぐらいしか見当たらない。
変身メモか「蝕」と同時期に登場したが、その詳細は謎に包まれている。
関連イラスト
関連項目
その正体(※エピソード1ネタバレ事項)
平行世界や因果律など世界の在り方を深く知りすぎた者の意識は歪んで自己を保てなくなり、大いなる集合意識の一部として集約されてしまう。
この大いなる集合意識こそがモルガナであり、モルガナ化した者は無数の平行世界の中に無数に存在し続ける。
なお、意識も容姿も変質したとはいえ元は普通の人間であり、人間時の記憶を残している個体もいる。
ステラプリズムを開発した研究者たちは知識を追究して次々とモルガナ化していった。
適性研究チーム主任・千嵐麻衣あるいは兵器研究チーム主任・折江幹子のどちらかが、オープニングで「最後の戦い」を交えたモルガナの正体とされる。
モルガナの一部になった者の中でも特に意識が強かった彼女は個人としての意識の主導権を保ち、モルガナ化を厭わなかった知識欲のままに、様々な平行世界の歴史を因果律から外れた滅亡の歴史へと導いて観測することで、さらなる条理の探求を目指していた。
また転生研究チーム主任・沙島茜も彼女によって強制的にモルガナ化させられており、操られるままに1つの平行世界を滅ぼす実験に従事させられている。
全てのモルガナは意識を共有し、共通して「条理の果てを探求する」という目的のもとに行動する(「もるがな」としてエテルノにいる個体も含めて)。
だが、最終目的こそ同じでもモルガナ同士が団結しているわけではなく、その行動は完全なスタンドプレー。
お互いに協力することも妨害することもなく、各々がそれぞれの方法で「条理の果て」に至るべく研究を続けている。
2017年の誕生日イベントでは、少女形態のもるがなが当日限定(現在は閲覧不可)で自身について語っている。
そこでは、元々の姿に最も「近い」ためにあえて少女の容姿を選んでいること、またエテルノには「ある人物を救う」という目的の元にやって来ていることが明かされている。