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曖昧さ回避編集


このページでは暁のヨナに登場するヨンヒについて解説する。


概要編集

ヨンヒとは漫画『暁のヨナ』の登場人物。


空の部族高華王国皇太子妃。

ユホンの妻でスウォンの実母。


緋龍城の書庫でヨナが生前のヨンヒの手記を発見したことで、イルとユホンの確執の原因であったことが明かされる。




以下ネタバレあり閲覧注意


















緋龍王の血筋の一族の出自であり、スウォンとよく似た容姿を持った女性。


父は『緋の病』にかかって早死にしたために、厳格な母と二人暮らしをしていた。ヨンヒの一族の半分は『緋の病』といわれる緋龍王の血筋の者にのみ表れる病にかかって短命に終わるという宿命を背負っている。過去に緋龍王の血筋であることを理由に一族が迫害されたことから、ヨンヒの一族は人里離れた隠れ里でひっそりと暮らしていた。



ある日買い出しに出かけたヨンヒは、その帰りにジーク(ユホンの鷹)に襲われたことで、ユホンと出会う。


家に送ると言っても何も言わないヨンヒを見て(一族のことを外部の人間に知られるわけにはいかないため)、ユホンは怪我の手当てをするために強引に緋龍城に連れていく。

ユホンの側室候補の女性たちがイルを悪く言う中、ヨンヒが自分の怪我を心配して気遣ってくれたイルを擁護する発言をしたことで、ユホンはヨンヒに興味を抱く。そして家に帰りたがるヨンヒを解放する代わりに、7日おきに待ち合わせ場所で会う約束をした。

その後、ユホンとヨンヒは7日おきに出会い交流を深めていき、ユホンと過ごすうちにヨンヒもユホンに惹かれていった。

やがてユホンに求婚されたことで、ヨンヒは母に事情を話しユホンと引き合わせる。一族の秘密や、ヨンヒとヨンヒの産む子供が短命であるかもしれないと知っても、ユホンの気持ちは変わらず、何か介入する者がいたらヨンヒの一族を守ると約束してヨンヒを妻として迎えた。



だが、ヨンヒの出自を知らないイルが緋龍王を祀った神殿に連れて行ったことで、大神官やカシに緋龍王の末裔であることが見抜かれてしまい、そこから悲劇は始まる。


大神官がヨンヒの一族が住む屋敷(ユホンの計らいで都に移住していた)を訪れたことを知ったユホンは、大神官を処刑して神官たちを粛正・追放した。すべてはヨンヒと彼女の一族を守るために行ったことだったが、ヨンヒの一族は自分たちの宿命の辛さを理解して最大限の礼を尽くしてくれた大神官に感謝していて、その大神官が処刑されたことを嘆き、ヨンヒの母は責任を感じて自殺してしまった。


一連のユホンの残酷な行動にヨンヒは恐れを感じるが、それでもユホンのことを愛し続け、数年後にスウォンをもうけた。


やがてヨンヒは『緋の病』に発病してしまう。日々衰弱していくヨンヒを見て、ユホンは彼女に短命という宿命を与えた緋龍王に対する怒りを募らせていった。


そんな中、イルの妻カシが神官の生き残りであることを知ったユホンは、イルが緋龍王に異様に傾倒しているのはカシが惑わしたからだと思い込み、彼女を賊に襲われたと見せかけて殺害した。

しかし、イルはカシを殺させたのがユホンだと気づき、恨みからユホンを事故に見せかけて手にかけた。




幼いながら聡明なスウォンは部下たちとそれを突き止め、イルの国王としての資質を見極めてから手を下そうとする。

そんな息子を見てヨンヒは苦悩する。

自分が大神官を理解して、ユホンに頼んで互いに歩み寄れるようにしていれば、すべての悲劇が起こらなかったと悔やみ、イルに和解の道を探してほしいと、自分の手記を息子のスウォンではなく、イルに託していた。




ユホンの残酷な面を見てもなおユホンを愛し、ユホンとイルが手を取り合い未来に進んでいけるように願うなど、心優しく慈悲深い人物であったことが手記から窺える。






関連タグ編集

暁のヨナ スウォン ユホン イル カシ

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