概要
カシとは漫画『暁のヨナ』の登場人物。ヨナの母。イルの后で第10代目国王王妃だったが、ヨナが幼い頃賊により殺されている。
以下ネタバレあり閲覧注意
ヨナが書庫で見つけたヨンヒの手記にて、若き日のカシについて書かれている。
長いストレートの黒髪とそばかすが印象的な少女。緋龍城の神官の一人であり、イクスは彼女の弟的存在だった。神官としての力は本物で、大神官同様にヨンヒが緋龍王の末裔だと一目で見抜いた。
だが、ヨンヒと出会ったことでカシの運命は一転する。ヨンヒとヨンヒの一族を守るためにユホンによって大神官は処刑されて、神官たちも粛正もしくは追放され、カシも死にかけるがイルによって助けられる。そのことがきっかけでカシはイルと結婚して、一人娘ヨナをもうけた。
やがて、子供たちを通じてヨンヒと再会する。再会したときのカシは、達観したようなミステリアスな雰囲気の女性へと成長していた。
ヨンヒとは親しくなり、「緋の病」に発病したことで弱気になるヨンヒを支えようとする。
しかし、カシが神官の生き残りだと知ったユホンによって、賊に襲われたと見せかけて暗殺されてしまう(ユホン本人はこのことに関しては否定している)。カシの死はイルを怒りと復讐に駆り立て、イルはユホンを事故に見せかけて殺害した。