強気な実力派
プロフィール
名前 | 桜庭ローラ |
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学年/専攻 | 中学1年/花の歌組 |
身長 | 154cm |
血液型 | A型 |
誕生日 | 11月4日 |
好きなもの | ロック、酢昆布 |
苦手なもの | 高い場所 |
特技 | イントロクイズ |
趣味 | 音楽鑑賞 |
愛用ブランド | SPICE CHORD(スパイスコード) |
CV | 朝井彩加 |
歌唱担当 | りえ from AIKATSU☆STARS! |
人物
「アイカツスターズ!」の登場人物。
四ツ星学園の中学校一年生→二年生。勝気な性格で負けず嫌い。
酢昆布を自室に常備し、この話を語りだしたら止まらなくなる。とあるイベントで「酢昆布アイスクリーム」を開発しており、キャンペーンガールを務めるジュエルアイスクリームにて商品化された。なお、ジュエルアイスクリームの社長によると一部では圧倒的な人気を誇っているらしい。
考えずに走り出す猪突猛進タイプ。口グセは「面白いじゃない!」で、面白ければなんでも積極的にトライする。
そっけない態度を取りつつ面倒見の良い面を見せたりと、割とツンデレ気質だったりもする。
アイドルを目指したきっかけは、幼い頃に見たS4時代の響アンナに憧れた事だが、SPICE CHORDのドレスを着た女の子という漠然とした記憶しか残っていなかったため、アンナ先生のS4時代の写真を見ても憧れのアイドルだと気づかなかった。アンナ先生が憧れのアイドルだと気づいたのは2年の半ばである。
幼い頃から歌のレッスンを受けていた実力派であり、「花の歌組」のトップに立つことを目標にしており、後に舞組・劇組・美組でもトップに立ってS4を超えるS4、US4になるという野望を語っている。メタルドールズという三人組ヘビメタガールズバンドがお気に入り。
新入生お披露目ライブで高評価を得た虹野ゆめに興味を持つが、普段の彼女の平凡っぷりを見て本気を出していないのではないかと疑い、ちょっかいを出してからかっていた。
しかし新入生歓迎会の出し物でゆめとペアを組むことになり、共にアイカツをする中で彼女の熱意を感じたことで考えを改め、ゆめを「ライバル1号」として認定する。
第7話で彼女の家系図が登場し、彼女は代々音楽家系で桜庭権左衛門の子孫であり両親は共に日本人で名前からしてハーフと言う訳ではなく、親族にもテル(彼女の大叔父)やチェリーと言ったカタカナの変わった名前の人物がいる事から桜庭家の伝統なのかもしれない。また彼女の父のいとこにさくらと言う人物がいるが、この人は関係ない。
歌組一年生の中でトップの実力者で、幸花堂キャンペーンガールに選ばれている他、(実際には出演できずゆめが代役を務めることになったのだが)S4との共演者を決めるオーディションを兼ねた実力テストでも勝利を勝ち取った。このようにゆめに対して一歩先んじた立場であったのだが、その後は謎の力を発現させたゆめに勝てない日々が続く。
しかし、後述の紆余曲折を経て自分が目指すべき道を見つけた事と、ゆめに謎の力について打ち明けられた事で、ゆめと「本当のライバル」になる。その姿は真昼をして「今までのあの二人とは違う」と言わしめるものだった。
S4決定戦を前に真昼からユニット結成の提案を受け、2人でステージに立つ事になる。
ステージ前日、ローラと真昼はお互いのS4選抜にかける意気込みを語り合う。真昼から「最初は倒すべき敵だった夜空が今では刺激し合うライバルになった」事を聞いたローラは、アイカツは勝ち負けじゃなく自分らしく輝く事だとゆめに負け続けた事で気付けた事、自分らしく輝く為にはゆめというライバルが必要だという事を真昼に伝える。それを受けて真昼は「そんな2人の関係が好きだ」とローラに漏らした。
当日は大雪に見舞われたがゆめとあこの協力もあり、ステージを成功させ、オリジナルドレスを作るためのスペシャルグリッターを手に入れる。
S4決定戦本番では、白銀リリィのステージに圧倒されて、「自分がやっている事は結局リリィの真似に過ぎないのではないのか」という思いにとらわれてしまう。そこで、自分が今一番歌で伝えたい事は何かを見つめ直した結果、残ったのはゆめとは色々あったが、ゆめがいたからここまでこれたという思いであった。迷いが晴れて、生まれてから今までで最高のステージと自賛するステージの結果、白銀リリィを抜いて暫定1位となる。S4戦でこれまでのローラからさらに一段上のステージをみせた事に対してS4のメンバー達は勝利の女神は決して気まぐれではなく、今までやってきた事をちゃんと見ていると讃え、リリィもまた愛読書の一説を引用してローラを祝福した。最終的にはゆめとひめに抜かれて3位となったものの、全てを出し尽くしたローラは以前のように落ち込むような事はなく、自分の最高のステージを越えた2人を素直に讃えた。1年目最終回ではS4になれないのであればせめて幹部生にと思っていたようで、ゆめが自分をスカウトしに来ると部屋の扉の前で待ち伏せていた。その読み通りゆめはローラを幹部生に推薦し彼女もそれを承諾した。
本当のライバルへ
第21話にてシングルデビューを懸けたオーディションでゆめと直接対決をする事になる。ローラ自身は全く知らなかった事なのだが、実はこのオーディションは出来レースで結果がどうあれローラがデビューする事が決定していた。
しかし、ゆめが謎の力を発揮した事でゆめがシングルデビューする事になってしまう。謎の力の事を知らず、ましてや出来レースを覆された事など知る由もないローラはゆめに実力で上回られたと思い、次の直接対決で必ずゆめに勝つ事を誓う。
そして第29話。サッカーワールドトーナメントのハーフタイムショーでセンターを務めるアイドルを決めるべく再びゆめと直接対決となるも、結果はまたしてもゆめの勝ちであった。
ゆめに勝てない現実に打ちのめされるローラに対してアンナ先生は
「それで虹野に勝てると思っていたのか」
という厳しい言葉をかける。そしてアイドルにはそれぞれの個性があるように、輝くための方法もそれぞれ違う事を諭す。
しかし、ゆめに負け続けた事で自信を失ったローラは、自分の進むべき道を見つけれずにいた。そこで、アンナは白銀リリィの老人会慰問イベントのサポートに付けるように学園長に進言する。
イベント会場でローラは謎の老人に「お前自身が輝いていない」、「前を見るあまり周りを見る余裕を失っている」という言葉をかけられる。
その翌日、「私は自分自身の為に歌う」というリリィのライブに、お年寄り達が感動する姿を見る。「自分自身の為に歌う」というのはリップサービスだと思うローラだが、昨日の老人は「自分自身の為に歌うリリィにお年寄り達は感動している」と指摘、リリィも「自分自身すら感動させられない歌では誰も感動しない」と続ける。
実は、その老人はアンナの師匠であり、ローラにとっても尊敬するロックスターである内田永吉であった。
そして、ローラは自分自身の為に歌う事の大切さを学ぶ。
ちなみに、この直前の回でリリィがローラを唐突に温泉旅行に誘う次回予告が放送された事で、一部界隈ではリリィとローラのダブル不倫旅行と盛り上がった。
星のツバサ編
第2シーズンでは、ゆめをヴィーナスアークにスカウトしようとしたエルザ・フォルテを一方的に敵視するが、エルザからは「自分のブランドを持っていないアイドルに興味は無い」と言われてしまう。隣で聞いていたゆめはこの発言に対しライバルを侮辱されたと激怒し、ローラの実力を見せつけるべく二人でステージに立つ。そのステージを見たエルザはターゲットを白鳥ひめ及び虹野ゆめ個人から四ツ星学園に切り替えるのであった。片や、興味は無いと言われた張本人であるローラはというと、エルザから(自分がこれまで軽視してきた)ドレスの重要性を指摘されたと前向きに受け止め、ブランドのミューズを目指す事を目標に決めた。そしてスタープレミアムドレスについて学ぶため、四ツ星学園に残る生徒会長の二階堂ゆずに代わってゆめ、真昼と共にヴィーナスアークへ留学することにした。
その後、テレビ番組でゆめ、友情出演の花園きららと共に如月ツバサ主催のイベントを取材するが、トラブルにより出演予定の新人アイドルの到着が遅れてしまう。きららは「チャンスを生かせなかった方が悪い」というヴィーナスアークのルールに則り、自分達のイベントに代えてしまおうと提案するが、ローラはあくまでも前座として会場を温める事に徹する。ローラに対する不満を隠そうとはしないきららに、ローラは「ヴィーナスアークのやり方なんてわからないけど、私は誰かに寄り添うアイドルになりたい」と語る。
隠れてその様子を見ていた如月ツバサは、自身がミューズを務めているSPICE CHORDをローラに譲って渡米することを決意。かくしてローラは本人の全く預かり知らぬ所で自分のブランドを持つチャンスを手に入れたのであった。
ツバサから留学前にSPICE CHORDの後継者としてふさわしいかテストしたいと呼び出しを受け、「やらせてください」と返答したものの何をすればいいのか分からず、かつてSPICE CHORDを愛用していたリリィに相談する。
リリィは「(私にも)分かりません」と即答するが、自分でもあんまりな答えだと思ったのか「自分がやるべき事だと思った事をやればいい」とアドバイスする。
テスト当日、ローラにとってかつての天敵だったバンジージャンプを飛ぶなど成長を見せつけ、最終テストに挑む。それは平日の昼間、しかも別の会場でゆず&あこのイベントが行われているという条件の中、一時間以内に大量のたい焼きを一人で全て配り終えるというものだった。
この無理難題を前に、ローラは自分がアイドルを目指した理由、すなわち幼い頃に見たSPICE CHORDを着たアイドルに憧れた事を思い出し、第1シーズンからの大切な相棒と共にやるべき事をやるべく走り出す。
その後のステージを終え、結果を聞くべくツバサのもとへ向かう。そこでローラはツバサに「例え不合格でも私がSPICE CHORDが好きな気持ちは変わらない、ずっとSPICE CHORDと共にアイカツしていく」と伝える。
その言葉を聞いたツバサはローラに対して合格を伝え、「アンナ先生や私が育ててきたSPICE CHORDを頼む」という言葉を残して渡米したのだった。
一方、この一連の流れは発端となったエルザにとって思惑通りだったようで・・・。