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剣の試練の編集履歴

2017-09-13 13:41:36 バージョン

剣の試練

つるぎのしれん

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドにおけるダンジョンイベントの一つ。 (多分にネタバレを含むため、自力攻略したい方はブラウザバック)

概要

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの追加DLC『エキスパンション・パス』の《試練の覇者》にて追加されるダンジョン。


「何度も使えるけど、攻撃力30、特定の状況でしか真価を発揮しないし、今作の退魔の剣って微妙だな…」


……などと今まで思っていたプレイヤーにはうってつけの試練。


マスターソードの力を完全には引き出せていないリンクの精神力等を鍛える名目で存在する、言わばゼル伝版精神と時の部屋

コログの森の台座にマスターソードを差し直すことにより発動する。(事前にソフト更新が必要)


サイハテノ島の“野生の試練“のように、プレイヤーは一貫して初期状態はパンツ一丁で、剣を戻した直後にワープするため、武器や食料は何一つ持ち込めない。(なお直前に使った料理効果と増加体力は引き継がれる)


予め万全の状態で台座の前でセーブすることをおススメする。


このダンジョンはマスターソードを完全に覚醒させる試練でもあり、力の試練と同様、『序~極位』までが存在。


位を攻略するごとに10ずつマスターソードの攻撃力が上がっていき、完全に制覇するとマスターソードが覚醒し、ガノンの魔力を帯びていない場所でも常時フル性能状態と化し、刀身が眩い光を放つようになる。


要は高い耐久性と攻撃力60のマスターソードがどこでも何度でも扱えるという夢のような要素なのである。


  • 覚醒時性能
威力D:60
蛮族一式補正D:90
耐久性(一回攻撃=1)188
剣ビームD:20勇者服補正D:30

片手剣としては獣神の剣(攻撃58)をも上回る過剰なまでの威力を保有している。

加えて通常時のマスターソードの4倍以上もの高い耐久性を誇り、破損しても通常通り、10分間待てば再使用が可能。


攻撃ダメージが上昇する”蛮族・ファントム・鬼神装備一式”と併用すれば、赤や青ボコブリン、赤モリブリンといった初期の魔物ならワンパンで沈み、黒系でも片手指程の手数で撃沈する。


無論、白銀・金色系やボスクラスの魔物など、強大な力と体力を持つ魔物に対しても尋常ならざる威力を発揮し、退魔の剣の名に恥じない圧倒的な性能を遺憾なく示す。


  • 剣ビーム

体力全快時のみの状態でRボタンで発射する剣ビームは、覚醒後は剣の耐久値を削ることなく何度でも発射することが可能になる。

二段以上強化の勇者服と併用すればダメージ値が30となり、最初期のマスターソードの斬撃一撃分に相当する。


ハートの数に応じてビームの射程も伸びるため、わざわざ直接斬りつけたり、弓矢を使って耐久値を無駄に消費せずとも、大抵のザコ敵(赤ボコやキース、チュチュ等)は剣ビームだけで対処できる。


  • 別用途

至近距離から2回ほどビームを当てれば鉱床を破壊できるため、鉄ハンマーはお役御免となる。


弓と違ってヘッドショットは出来ないものの、剣ビームは直線的に遠くへ飛ぶため、殆どの動物に対して気付かれることなく一撃で狩ることが出来る。


ほぼ密着した状態で木に向けて放てば、耐久値を削らずに木を伐採、薪にする事が出来る。

正確に狙って爆弾タルに数発打ち込めば、魔物達にバレずに起爆させることも可能。


今日もどこかでマスターソードは本来の用途以外でこき使われていることだろう。


  • 総評

あらゆる武器の存在が霞む程の性能を有し、例えるなら本来は両手剣扱いで最重量の巨岩砕き(攻撃60)を片手で振るのと同義。

この"王家の両手剣(攻撃52)"以上の威力を持った巨岩砕きを片手で軽々と振り回していたとされるダルケルの無双気分を味わえる。


攻撃補正装備一式のダメージ補正を掛けた覚醒マスターソードで戦えば…

希少イワロック弱点部分:10発
白銀モリブリン12発HP1080÷90=12
白銀ライネル56発前後HP5000÷90=55.5
金色ライネル83発前後HP7500÷90=83.3

これらの斬撃回数で撃破可能。


前述の攻撃補正装備を一式着込み、尚且つ剣の耐久値が180以上であれば、かの白銀ライネル3体、または2体の金色ライネルに真っ向から近接・回避ラッシュのみで戦い続けても、剣が破損する前にねじ伏せることができる。


だがそんな(公式)チート級の力をそう易々と渡すものかと言わんばかりに、試練の難易度は非常に高め。


“虎穴に入らずんば虎子を得ず“である。


内部

部屋は各位合わせて全部で約45部屋。

位が上であるほど階層は増えていく。


数多の地形、環境の通常フィールドの一部を真四角に切り取り、の中に閉じ込めたような部屋が連続で続く。

部屋内の全ての敵を完全に倒すとワープ地点が作動し、次の階層へ進めるという、ペーパーマリオRPGの『100階ダンジョン』に近い仕組みになっている。


試練はフィールドの要素を全て詰め込んでいるため、祠、或いは神獣ストーリーを全部巡っている場合であれば、比較的対処が容易になっているはず。


  • 補給

部屋内には隠された宝箱、アイテム(矢や食料)入りの箱が置かれていることがあり、基本的にはこれらから装備を現地調達することになる。


部屋に隠されている宝箱には有用なアイテムが入っている確率が高いため、出来る限り探して拾っておくと後が楽になる。

鉄の宝箱ならマグネキャッチで物理攻撃に転用する事も出来る。


  • 武器

剣や盾を始めとした装備の類は、ほぼ全て今作品本来の魔物からの強奪方式。

道中に配置されている宝箱からも手に入る。


奪い方も十人十色。

コッソリと近づいて奪うも良し、殺って奪うも良し、麻痺で落としたりパリィで弾き落とすのもアリ。


進むごとに武器も高品質なモノが手に入るが、性能を考慮せずに闇雲に消費すると詰むこともある。

なので、高品質な武器は温存させ、強敵と対峙した場合など、ここぞという時に使うことも念頭に入れておかなければならない。


壊れそうな武器は投げつけてしまえばダメージが倍増する。


  • 戦略

この試練においては、脳筋感覚で何も考えずに戦ってもスムーズな攻略は難しい。

頭の中で戦い方を構築し、地形やギミックを上手く使い、最小限の消費で最大限の攻撃を心掛けるべし。


武器の損耗を抑えるため、不意打ちをかましたり、雑魚はリモコンバクダンや弓矢のヘッドショット、コログのうちわ等で吹き飛ばし、奈落やマグマなどに叩き落とすのも立派な戦略。


どんな手段で戦うかはプレイヤー次第。


観察眼や洞察力も問われ、部屋の役物や怪しい所、食料の特性や魔物の能力等、幅広いブレスオブザワイルドの知識が必要になり、予め準備したり、環境に即座に順応する臨機応変さも試される。


つまりブレスオブザワイルドをやり込んでいるほど対処し易くなるということである。


  • 鬼畜

ロクな防具も無く、入手できる武器も殆どが最低限であるため、ほんの僅かなミスでもゲームオーバーに直結する。

なお死んだら最初からやり直し。


普段はそれほど問題にならないボコ棍棒の一撃や、ボコ弓の矢一本のダメージでも結構な痛手となり、リザル系などの金属製武器に至っては、一発で瀕死及び即刻ゲームオーバーになることも十分あり得る。


なおこちらの武器が枯渇した場合、最悪シーカーストーンのリモコンバクダンでごり押しすることは可能だが、黒以上の魔物や中ボス相手では非常に時間が掛かる。


その上、僅かでも爆発範囲を見誤れば無駄な大ダメージを食らい、地形によってはマグマなどで追加コンボが発生する。

そんな極限状態に陥らないように対処するのも一つの戦略である。



ちなみに軽い気持ちで攻略出来ないよう、試練の祠の内部と同様、英傑の加護は一切使えない。

無論、途中セーブなんて甘いことも出来ない。


魔物

挑戦する位にもよるが、ノーマルモードなら基本的に赤から黒までのメジャーな魔物(ボコブリンモリブリンリザルフォス)、ウィズローブヒノックスライネルガーディアン等。


フィールドのザコ敵から中ボスクラスまで、(ステージの面積の問題でモルドラジークを除いた)ほぼ全ての魔物が配置されている。

配置の仕方は全てプレイヤーの予想の斜め上を行く。


なお倒した魔物は持っていた武器以外は何も落とさない。

くたばった魔物の屍を探す必要は無いので、武器と食料、箱の中身だけ貰って先に進んでしまおう。


  • 更なる脅威

ノーマルでも十分難易度は高いのだが、同時に追加されたマスターモードでは、魔物達が通常よりも更に一段階上の個体(例:赤(緑)→青・青→黒)で構成されている。


初っ端から初期装備で対処するには堅すぎる青や黒、数こそ少ないが、白銀や金色がさも当たり前のように出現し、加えて放っておくと魔物の体力が勝手に自動回復する。

オマケに通常よりも魔物がプレイヤーに気付きやすくなっている。


これらの鬼畜要素で、もはやノーマルモード版とは比較にならない高難易度となっている。

これを攻略するのは相当な猛者(勇者)かドMである。


だが難易度が高い分、それに合わせて上位の魔物などから手に入る武器もランクが上がっているため、それらを所持した魔物と戦うことは、脅威と同時にチャンスでもある。


救済

始めたばかりや序盤で敗れて「難易度高くて折れそう…」なんて思ってる人も居るだろう。


しかし案ずるなかれ、導師(任天堂スタッフ)のせめてもの慈悲として、中ボス戦後など、一定階層ごとにボスバトル恒例の回復部屋(セーフルーム)が存在する。


木々の枝や根元に生えたランダムな食料、装備が入った宝箱が3つ、アイテムが少量入った木箱、魚が数匹居る池、調理用の鍋、保険のための妖精が配置されている。(不用意に近づくと逃げるが)


ここで集めた食材を調理して回復手段を増やし、武器を補充して次に挑む形式となっている。

極位には一応マックス素材があるので、最も長時間の攻略となる極位でも、気休め程度でも多少はモチベーションを保つことが出来る。


応用

  • 不意打ち

マスターモードでの試練をクリアするにはほぼ必須となる。

気付かれずに後ろからケツバットをぶちかませば、通常の数倍のダメージを与えられる。

魔物は叩かれた方向へ向くため、少しシビアだが上手くタイミングを合わせて逆サイドに回り込めれば白銀でもハメ殺しが可能。


仕様武器は骨バットや両手剣が望ましい。


  • ヘッドショット

弓矢の矢を相手の頭(顔面)に叩き込めば、通常の倍のダメージと吹き飛ばし効果が発生する。

矢の節約のためには必須。

属性矢を使って動きを止めて倒すのもアリ。


  • 鉄塊

時々ステージに配置されている鉄の宝箱や鉄製の四角い箱の塊。

これを何かしらの手段で勢い良くぶつければ大ダメージとなり、短時間で上位の魔物を倒せる。


  • コログのうちわ

木を倒せばたまに出てくる道具。

灼熱地帯では持ち続けると燃えるという制約付きだが、ボコブリンを水や溶岩に落とせば白銀だろうが金色だろうが一撃で葬れる。


極位のステージのどこかに隠されている宝箱から入手可能なチート兵器。

数は少ないが、倒すのが面倒な敵やガーディアンを一撃で倒せるため、コイツを手に入れていけば極位(笑)になってしまう。


木を倒して更に壊せば手に入る道具。

寒冷地での体温維持や食料の調理の他、接近戦で位置を調整して魔物を焼いたり、薪自体を調理すれば回復量は低いが料理になる。


動画

  • E3・エキスパンションパス公式動画


  • 高速攻略

http://nico.ms/sm31570143

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