概要
森に生息する種族で、生みの親はデクの樹サマ。
木(ガジュマルなどが近い)のような姿をしており、大抵は体が小さく、迷彩のような体表を持ち、手足や頭部の突起は枝のようになっている。
また、動く度にコロコロと言う音が鳴る。
顔に付けた仮面のような木の葉が唯一の衣装で、イチョウや紅葉など、色や形に個性がある。
体重はとても軽いようで、デクの葉を使って滞空することも可能である。
風のタクトでのコログ族
初登場作品。
森の島に生息する。
元は『時のオカリナ』に登場するコキリ族で、ハイリア人と変わりない姿であったコキリ族が、海の世界に適応するために変化したのが今のコログ族とされる。
森の樹と呼ばれる特別な木のタネを大海原の島々に届けて、世界各地の自然を回復させる儀式を年に一度行なっている。
コログ族の名前付きのキャラクターの名前は、ほぼ全て実在する木から肖っている。
ブレスオブザワイルドでのコログ
こちらは「コログの森」と呼ばれる場所で生活している。また、世界各地にも隠れており、彼らを探し出すのが隠し要素の一つともなっている。
基本的な外見やデクの樹サマから生まれたという設定に変わりはないが、ボックリンという他のコログ族の数倍の体格を有したキャラクターも登場する。
名前はナッツや種子から取られていることが多い。
各地のコログを探し出して発見すると、「コログのミ」を貰う事が出来る。これをボックリンの元に持っていくと、一定数と引き換えに装備ポーチの枠を増やしてもらえる。
ちなみにこのコログのミ、名前からして木の実のようだが、「コログのミ(≠実)」「ちょっと臭う」「大きな声では言えない(byボックリン)」…おそらくアレである。
広大なフィールドに隠れているコログの総数は900体と途方もない数。一日一個であればリアル時間で2年数ヶ月以上は掛かる。
ただし、ポーチの拡張だけなら900個全て集めなくても終わらせることは可能である。
なお、コンプリートするとボックリンから「ボックリンのミ」をもらえるが、見た目が紛うことなくアレな上に「かなり臭う…」という説明がある。
石をどかす、窪みにハメる、光や花を追いかける、サークルを完成させる、高い所に登る、風船やドングリを破壊するなど、ちょっとしたお題をクリアすることによって姿を現す。祠の周辺や集落などにも隠れている。
冒険中に何かしら違和感を覚えた所はマークしておいたり、余裕があるときには地域をじっくり観察したりしておけばそれなりに見つけられるようになっている。
精霊であるためか、「お前絶対燃え尽きるだろ!」とツッコミを入れたくなるような火山地帯(一応森からそれほど離れてはいないが)、地面に落ちた肉をも凍らせる雪原地帯、挙げ句はガーディアンがうじゃうじゃ居るハイラル城内外にも「とりあえず置いとけ」と言わんばかりにお構いなしに隠れている。
探している側がたとえ火達磨になろうが雪山で遭難しようが四方八方からレーザーで滅多打ちにされて瀕死になろうが、本人たちにとってはただのかくれんぼである。
公式もさすがに難しいと思ったのか、DLC第一弾にて、着けると隠れコログに反応する「コログのお面」が実装された。
ちなみにクリア後にマップに表示される「達成度」には、コログの発見数も関係してくる。100%を確実に達成するなら、コログのお面は必須アイテムといえるだろう。
ティアーズオブザキングダムでのコログ
ブレスオブザワイルドの続編である本作にも登場。前作と同様世界各地に隠れているコログを見つけ出して「コログのミ」を貰い、ボックリンにポーチを拡張してもらうシステムになっている。
お題のバリエーションが前作から増えており、旅をしている途中で友達とはぐれてしまったコログを友達の元へ運ぶと一度に2個「コログのミ」を貰えるというものまで追加された。
ここまでは平和だったのだが、はぐれたコログ(のカバン)に対してウルトラハンド(あらゆる物体を移動・接合出来るリンクの新能力)を使えることが発覚したため、厄災たちに目をつけられ、「コロ虐」と呼ばれる行為が散見されるようになってしまった。
しかしコロ虐が多大に注目された結果、発売初期にネタバレ関係の情報がほぼ出回らないというネタバレ防止の一環となっていたとか。
ちなみに本作でのコログの場所は地上、空島含めて900ヶ所で、コログのミ総数はなんと1000個。前作より大幅に増加しており、さらに集めるのが大変に。ただし、ポーチ全拡張には半分にも満たない421個の為、無理に全部集めなくてもよい。
関連タグ
オトモアイルー:コログ族になりきれる装備がある。