CV:未実装
概要
アメリカ海軍のキャノン級護衛駆逐艦「エルドリッジ」を擬人化したキャラクター。作中では「アズールレーン」陣営に属する国家ユニオンの艦船として登場。
レアリティは★3(SSR)。イラストレーターは近所黒モモ。
ガチャやドロップでは排出されず、不知火が提供する「特別補給」において、演習でためた「戦果」ポイントと交換する事でのみ入手できる。
必要なポイント数は20000。なお、演習では勝利時に「戦果」を50、敗北時に25入手できる。一日にできる演習回数には限度があるため、
最初の一艦を入手するだけでも長い道のりとなる。同様な艦船として戦艦のサウスダコタがいる。
キャラクター像
口調は幼く、言葉を尽くすより、ビリビリと放電したり、アホ毛を使うことで感情表現をする。台詞表示では( )によって仕草の補足がなされる。
その精神は純真かつ天然。好感度の上昇も親愛や愛情の高まりを示す他の艦艇の場合よりも「なつく」という表現が当てはまる。
スキル名の「レインボー・プラン」は元ネタの駆逐艦エルドリッジとその乗員を対象に行われたとされる実験の正式名称「レインボー・プロジェクト」に由来する。
「プラン」と「プロジェクト」はともに「計画」を意味し、中国語表記だとスキル名と計画名は同一(彩虹计划)となる。
レインボー・プロジェクトに基づく一連の実験は一般には「フィラデルフィア計画」の名で知られている。
ニコラ・テスラを発起人とするこの計画は、当時のレーダーの「艦船から発生する磁気に反応してその位置を知る」と推測された原理を応用し、テスラコイルという装置でこの磁気を消せば、敵のレーダーに艦船が感知されなくする事を目指した。
第二次世界大戦のさ中の1943年、ペンシルベニア州のフィラデルフィア湾において、船員を乗せた駆逐艦エルドリッジで装置が起動された。そして理論通り、当艦はレーダーから消失。
しかし関係者が予想だにしない現象も同時に起こった。レーダーから消えるだけでなく、フィラデルフィア湾からも消失。
一瞬にして2500kmも離れたヴァージニア州のノーフォークにまでワープしたのである。ほどなくしてエルドリッジは再度ワープしフィラデルフィア湾に戻ってきた。
しかし隔壁内で作業していたエンジニアを除く船員たちの大半に、超常現象としか言いようのない災難がふりかかった。
ある者は船体にめり込み、凍り付き、逆に体が燃え上がり、体の半分が透明になる、といった現代科学では解明できない現象に見舞われ命を失った。
遺体すらも発見できなかった行方不明者も含めれば犠牲者の人数は16人にも及ぶ。生き延びた者も精神に変調を来たしてしまった。
この大惨事はアメリカ海軍により隠ぺいされたが、終戦後、告発によってその実態が明らかにされることになる。
……という都市伝説である。レーダーの原理云々も当時から既に「対象の磁気に反応するわけではない」と理解されており、この説明を入れた陰謀論話のヴァリアントは不自然と言える。
そもそも、エルドリッジがこの手の実験に使われたという記録はなく、実験が行われたという1943年にフィラデルフィアの出向いたこともない。
本人曰く、都市伝説と異なり「『しゅんかんいどう』は無理・・・(ぺったり)」とのこと。
実際「レインボー・プラン」発動時も、能力の対象となった艦船たちは青白い光に包まれ半透明にはなるが、その場から消失することはない。
容姿
容姿は駆逐艦の中でも幼い。豊かな淡い金髪を二つのおさげにまとめている。
『アズールレーン』登場キャラクターの中でも未来的なコスチュームと艤装が目を引く駆逐艦。
それでいて手には旧時代のオカルトの産物であるダウジング棒を持つ。
背面側からは機械のケーブルのような半透明の水色の管が伸びている。
艤装や体のあちこちから放電が生じており、これは本人の意識によってコントロールできる。
性能
彼女を最も特徴づけるのがスキル「レインボー・プラン」である。
発動中、前衛艦隊全員があらゆる攻撃を完全回避する、というもの。攻撃された際に15%の確率で発動する。
持続時間は初期状態で5秒。最大強化時には10秒にもなる。
もう一つのスキル「全弾発射-エルドリッジI」も強力。画面全体を流れて巡るように飛行する徹甲弾を射出する。
自身の主砲で10回攻撃する度に発動し、また彼女自身の装填値も高いため、攻撃速度の高い装備をつける事で発動条件をより早く満たしていくことができる。
この弾幕は3回限界突破を行う事で強化される。★3用強化プリなら15000戦果で交換してもらえるので、凸はこちらでやるといいだろう。
以上の強力な性能と引き換えに、船速は重巡洋艦並み。それでいて耐久力は駆逐艦並みである。
回避スキルの発動のためにはいったん攻撃を受ける必要があり、また15%と低めなこともあり未凸状態では真価を発揮できない。
しかし強化を全て完成させた暁には、駆逐艦でも一、二を争うポテンシャルを十二分に発揮してくれる。