『ときめきメモリアル4』の登場人物。
声:大亀あすか
概要
6月1日生まれ、血液型A型。身長157cm。
メインヒロイン。
主人公の同級生でクラス委員長(三年生では生徒会長に就任)。
気さくで誰からも好かれる人物。つぐみとは小学校からの幼馴染で親友。
ときメモシリーズのメインヒロインではあるが、主人公とは幼馴染ではない。
余談
愛称がかなり多く、「ホッシー」「マッキー」「スタリバさん」、学期始めの特技実践&習得イベントを手伝ってくれることから「特技さん」、放置してると最速で1年目の8月には爆弾が点灯してしまうという傷心度の上昇の早さから「スターマインさん」「ボマー星川」などが存在する。
またときめき状態になるのも早く、彼女を攻略する分には簡単だが、皐月優など難易度の高いヒロインを攻略するときには最大の障害となる。
そして、伝説の樹のディフェンスに定評がある。
本命キャラ攻略中の妨害をしてくる「ガーディアン」や、「伝説の樹の番人」「樹ノ下守」などの通り名も……。
悲劇のヒロイン?
上記のように、他ヒロイン攻略時にはときめき度の上がりやすさや爆弾発生率の高さから非常に厄介な存在となる(唯一の例外は後述)。
メインヒロインではあるが、ゲームシステム上嫌われがちなポジションに位置してしまっているのである。
また一部ではメインヒロイン(笑)扱いもされている。
理由は、彼女自身の特徴の無さと大倉都子の存在である。
「メインヒロインは親しみやすく」というコンセプトで作られたヒロインなのだが、無難なキャラメイキングを行ったためかこれといった特徴が無いためキャラ立ちが弱く、どこか特徴が際立ってるのが売りのときメモヒロインとしては物足りないとユーザーに捉えられてしまった。
歴代ときメモメインヒロインと比べても、主人公の幼馴染ではないことから主人公との『過去の思い出』的なイベントが全く無く、それが彼女のキャラ立ちを更に弱めてしまっていた。
そして大倉都子は歴代ときメモメインヒロイン同様主人公の幼馴染であり、設定やイベント面でも伝説の樹の話を正確に知っていたり、幼少時代の主人公との思い出イベントがあったりと、真希よりもメインヒロインに相応しい要素を持ち合わせているのである。
また(ときめき状態への前フリとはいえ)ときメモシリーズ史上初のヤンデレ属性を持つことでも話題を掻っ攫ってしまった。
人気の面でも都子に大きく水をあけられてしまい、更に言うならば電撃マ王で短期連載されていたときメモ4の漫画でも都子にメインヒロインの座を奪われており(ただしサブヒロインとしてはそれなりに活躍はしている。しかし最終的には主人公は都子と結ばれることを考えると、真希にとっては悲劇であることには変わりは無いが……)、コナミネットDXの「ときめきメモリアルメールドラマ」でも都子に出番を奪われてしまうなど、悲惨な扱いを受けている。
なお、都子はときめき状態に入ると他キャラの攻略が非常に難しくなるためほぼ都子エンド確定となるが、意図的に都子ルートに入りさえしなければ、真希のように妨害するようなことはしない(むしろ情報屋として協力してくれている)。都子ルートに入ったら入ったで、爆弾を気にする必要が無くなるため真希も完全に無視できてしまえる。
これらの要素から、「ときメモ4の真のメインヒロインは都子」「星なんとかさん」とか散々な言われようである……。
ちなみに前作のときメモ3でも牧原優紀子が「幼馴染ではないメインヒロイン」として登場したが、いまいち影が薄いことと売りの無さで、公式人気投票で8人中7位というメインヒロインにあるまじき順位に甘んじてしまった(それ以前にときメモ3そのものも評価が低いのであるが……)。
ときメモ4でも真希が主人公の幼馴染である都子に完全に喰われてることからも、同じ失敗を繰り返してしまったといえる(ただし作品自体は良作であり、都子が話題になったこともあって3の汚名を返上したとの評価を受けているが)。
さらにときメモ4のモバイル版のメインヒロイン・井ノ倉葵歩も主人公の幼馴染である。
やはり主人公の幼馴染でなければときメモのメインヒロインは務まらないのであろうか……。
実際、冷静になって彼女を良く見てみれば……。
・顔:メインヒロインらしい美少女顔
・スタイル:バスト83となかなかのもの
・性格:明るく元気で誰にも優しいクラスの人気者、看護師になるという夢に向かって頑張る努力家
・ポジション:主人公のクラスの委員長、後に生徒会長
と、誰が見ても申し分ないメインヒロインっぷりなのである。普通のギャルゲーなら。
唯一つ、残念ながら『ときめきメモリアル』シリーズでは主人公との大切な思い出を持つ幼馴染が優遇されているから、としか言いようが無い。
悲惨な意味で「出るゲームと就くポジションを間違えた」のは彼女くらいのものであろう。
強く生きてくれ星川さん!