演:松本寛也(※友情出演)
概要
宇宙戦隊キュウレンジャーが活躍する88の星座系で大人気の芸能人。『宇宙NO.1タレント』の通称を持つ。ダンス付きの代表曲“ラッキー ミラクル パラダイス”を引っ提げ、全星座系のテレビ画面を席巻する。
金色の肌に触覚を持った宇宙人で、アフロヘアーにド派手な衣装を纏い左肩にマスコットらしき生物を乗っけている。
現時点ではキュウレンジャーの活躍に絡まない脇役だが、その通称通り全星座系のあらゆるメディアに登場、本編のどこかでチラッと顔を見せる。また、EDダンスでもバックダンサーに紛れて登場している。
夏限定のEDでは浴衣で登場している。
この他にもキュウレンジャーのサウンドトラック等に収録されたキャストトークに出演(※ミナトがMCを務めるラジオ番組と言う設定)。そこでの彼は一言一言をカッコ付けて強調した様な口調で話す。
視聴者に対しわざとらしい話し方をしていると推測出来るが、妙に機械的な印象も受ける。
実は、この口調こそが後に明らかとなる彼に関する真実の重大な伏線であった
登場シーン
Space.1 | バランスとナーガ・レイが居るカフェのテレビ画面 |
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Space.2 | ガル・チャンプ・ハミィ・スパーダが惑星ジガマへ降り立った時の街頭スクリーン |
Space.14 | ジャークマター御用達の娯楽施設『ぜいたくヘブン宇宙竜宮城』のCM内 |
余談
演じる松本氏は同年に『スーパー戦隊親善大使』に就任しており、そのPRとして“友情出演”の名目でキュウレンジャーへ出演した模様。
また、ミナトの代表曲である“ラッキー ミラクル パラダイス”は勿論本人が歌唱している上、ダンスの振り付けはかつて『黄色の腰』とも呼ばれた自身が考えた物との事。
そして、3月15日に発売のキュウレンジャー主題歌シングルの初回限定盤に、本曲がボーナストラックとして収録されている(詳細はこちら)。
真相
当然、全宇宙がジャークマターに支配されている状況の中でただのタレントが全宇宙規模の人気を誇っていたり、EDに毎回登場し、あまつさえ主役のキュウレンジャーよりも目立ったりするはずがなく、その正体はショーグンドン・アルマゲ(正確に言うとドン・アルマゲのうちの一体)の依り代である。実はミナトの左肩に乗っている生物こそドン・アルマゲであり、影でミナトを操っていた。
もともとはレチクル座系を中心に活動していたストリートミュージシャンで、ハミィはこの頃からの古参ファン。
ハミィはかつて故郷の星をジャークマターに追われ、少しずつ心をすり減らしていた中でミナトと出会い、「確かに今は誰もいない。でも、いつかはみんなが僕の歌を聞いてくれる。そう信じるだけで僕は歌い続けられるんだ」 という彼が歌う理由を聞いた事で自分に希望を芽生えさせ元気を取り戻したという過去があった。
それ以来、ハミィはミナトの事を心の中で「ミナティ」と呼んでいる。
いつ頃かは不明だがアキャンバーに目をつけられた彼は、ドン・アルマゲの依り代に仕立て上げられてしまい、ジャークマターの広告塔として洗脳工作に従事する事になる(ちなみに、東映公式サイトによると、『ラッキー ミラクル パラダイス』をリリースした時点で既にドン・アルマゲの依り代だったとの事)。
彼の熱烈なファンは少しの事で感情を爆発させやすいと噂になるなど、怪しんでいた人は決して少なくないようだが、圧倒的な人気の前にかき消されていた。
しかし、ライブ中継の映像に違和感を感じたナーガの一言がきっかけで、キュウレンジャー達がホシ★ミナトは本当にジャークマターの一員なのか確かめるべく行動を開始した事で状況は一変する。
新人アイドルに変装してオーディションに潜入したハミィがストリートミュージシャン時代の代表曲『からっきし』を歌うが、ミナトに憑依したドン・アルマゲはこの曲を知らなかったため「本当に俺の曲なの?」と返す。
この不用意な一言によりハミィを傷つけたばかりか、ハミィのマネージャーに扮していた鳳ツルギとスパーダに怪しまれてしまう。状況に気づいたミナトのマネージャーは慌ててツヨインダベーをけしかけるが、着ぐるみを着て潜入していたバランスとラプターに邪魔されてしまい失敗。
ミナトのマネージャーに化けたアキャンバーもろとも、エリダヌスキュータマの力によって真実を暴かれる。
その直後、最早この体に用は無いとばかりにドン・アルマゲはミナトから分離、これによってホシ★ミナトは元の人格を取り戻したようで、Space.35ではキュウレンジャーの戦いをテレビを通じて全宇宙に伝え、反ジャークマターの旗振り役となった。