あらすじ
おでんのツケを一向に支払う気配のない松野兄弟にとうとう堪忍袋の緒が切れたチビ太は、カラ松を誘拐、人質にとる作戦に打って出る。海のド真ん中に建てられた柱に彼を縛り付けた状態で松野家に脅迫電話をかけ、カラ松が満潮で溺れ死ぬ前に身代金代わりのツケを払うよう要求するのだが…。
- おそ松が電話に出るも、「いえ違います」と言って速攻で切ってしまう。
- すかさず掛かってきた二回目に十四松が出るも応対が支離滅裂でまともな会話が成立しない。
- そこにチョロ松が来てようやく事態を把握するも、チョロ松以外誰もカラ松を真剣に助け出そうと考えない。しかも全員金欠&兄弟内での借金合戦で、身代金が用意できない。
- 最終的に「金のことは母さんに相談しよう」という結論になるが、ちょうど松代の持ってきた「近所のおすそ分けの梨」の魅力にとりつかれ、カラ松のことを忘れて梨を食べ始めてしまう。
これら兄弟のリアクションは電話を通じて全てカラ松本人に筒抜けであった。肉親の応対と梨が食べられなかったことへの悲しみと悔しさから、カラ松は大号泣。その有様を不憫に思うと同時に義憤に駆られたチビ太は、自らが考案した逆転劇(真夜中にカラ松を松野家の前で火炙りの刑)で自身の未払いのツケとカラ松への兄弟愛を取り戻そうとする。しかし、夜中に起こされてブチ切れた5人はそれぞれ身の回りにあった物(おそ松はバットを、チョロ松はフライパンを、一松は石臼を、十四松はどんぶりを、トド松はピンクの花瓶)をカラ松に投げつけ、そのまま再び就寝してしまった。
さすがのチビ太も手の打ちようが無いと感じたのか、火炙りの炎を消してボコボコになって気絶したカラ松を何もなかったかのように置き去りにし、その場を退散。
「エスパーニャンコ」では最後に頭と腕に包帯を巻き、松葉杖をついたカラ松の姿が映り……
「扱いが全然ちがーーーーーーーーーーーう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
……と叫んで第5話は幕を閉じた。
その他
終始カラ松が不憫だとしてファンから「ギャグとして流せない」として公式Twitterに批判が及び!その事がまた批判を呼んだ。
二次創作での扱い
カラ松事変のその後の展開を描いた、死ネタ、キャラヘイト、厳しめ等のヘイト創作が多く過激なヘイトコメントばかりなので閲覧注意。