概要
以下、ネタバレ注意
BADENDながら、かなり人気のあるEND。
Heaven's_Feel中盤、間桐桜の正体を知り衛宮士郎は自分の理想、信念から、彼女を殺し周りの人々を救うという「正義の味方」を迫られる。
そのときイリヤが士郎に桜を助け「桜の味方」にもなれる、という新しい選択肢を与えるも「正義の味方」を張り続けるとこのENDにたどり着く。
桜の介錯こそ凛に譲ったものの、その選択から言峰は「今のお前は衛宮切嗣だ。それが勝てない筈はない」とまでいい、結果、イリヤや凜を下し聖杯戦争を終わらせることになる。
言峰が「衛宮切嗣」と言ったが、このENDの士郎はそれ以上の「正義の味方」になっただろう。
心を剣(てつ)にしたまま。
その後、Fate/EXTELLAにて明らかになったこの世界観における世界の存続のルールである人理定礎、編纂事象と剪定事象。その項目で述べられた言葉はこのENDを世界の存続ということから切り捨てられた剪定事象になるのだということが仄めかされている。
わかりきった結末ではなく、まだ見ぬ未来をこそ宇宙は求めるのだから――。