概要
機械やサイボーグなどに搭載される架空の装置。動くスピードを爆発的に加速させる装置である。
この表記の場合は、漫画『サイボーグ009』で使われた、使用者を加速する装置を指すことが多い。
作中では009(島村ジョー)の奥歯に装着されており、噛み締めることで体感速度を含めたすべてのスピードが上昇。走る速さはマッハ3に達する。また、002(ジェット・リンク)も加速装置を持つが、使用される場面は少ない(例えば原作では初期でしか使用していない)。他にも音速に加速するサイボーグ(0013)なども登場している。
難点として、この加速装置を使用すると、体幹速度が引き延ばされるため周囲が猛烈なスロー(地の文によれば「相手が1動く間にこちらは10の動作が出来る」)になってしまい、あらゆる音がビロンビロンの低音にしか聞こえない(進行方向と同じ向きの場合、音を追い越してしまい全く聞こえない)という事が挙げられる。
『結晶時間』というエピソードではこの加速装置が暴走し、ジョーは1か月もの間完全に静止した時間で過ごさねばならなかったという地獄のような展開になった。ちなみにこの話は仮面ライダーディケイドの「カブトの世界」の原作でもある。
ちなみにこの”加速装置”、原点はSF作家アルフレッド・ベスターが1956年に世に送り出した傑作SF小説「虎よ、虎よ!」に登場する主人公ガリヴァー・フォイルが使ったものである。
奥歯のスイッチを噛みしめて起動させるところも009と一緒である。