鍛錬の果てに蓄えた力は、強さのみならず、魅せる美しさをも兼ね備える。攻撃タイプのジョブ。遂に参戦!
概要
グラップラー、オーガなどの格闘系ジョブのClassⅣ。殴る、殴る、そして殴るしか出来ないために保護者がいないと落ちかねない玄人向けジョブである格闘ジョブだが、EXアビリティ欄が実質3つになるClassⅣでは組み合わせ次第でソロでも大ボス戦に出張し、その大火力を発揮できるようになっている。
元々「人は選ぶがかなり強力なジョブ」として「ジータがえっち」として定評のあったオーガジョブの上位互換としてかなり注目されていたが、まさかのレスラーという名称、そして二人のインパクトの塊のような衣装に多くの騎空士が驚愕し、腹筋をKOされていった。
まずジータだが、豊満なボディを一切隠す気のないピッチリした女子レスラーの衣装であり、はちきれんばかりの胸元、そして申し訳程度にしか隠してないマスク(?)をつけている。しかしなんといっても最大の特徴は多くの人の股間をノックアウトしかねない圧倒的尻。尻なのだ。茶色寄りの黒インナーで覆われているとはいえ、実質Tバックのような衣装で尻を丸出しにする衣装のインパクト、そしてそのお尻を刮目せよと言わんばかりに強調するジータのポーズは、発表された瞬間から多くの騎空絵士がレスラージータの尻を描きまくってた。その後のプラチナ・スカイの特別衣装でもお尻をみせつけていた。クセにでもなったのだろうか。
一方のグランだが、そんないつもはその可愛さセクシーさえっちさで話題をかっさらうジータを一瞬で喰うインパクトの塊となっていた。
何が起きたと思うほどの筋骨隆々な体躯になったばかりか、大量の羽を首元に巻き、右肩にどこで穫ったのか分からないチャンピオンベルトを携え、青と赤を基調とした覆面を被ったルチャリブレめいた出で立ちで、圧倒的ファイティングスピリットを感じさせるいつもの無表情っぷりで仁王立ちし、コチラをガン見するという、グラブルが何のゲームか分からなくなるような姿を披露した。
この一目見たら忘れられないグランのトランスフォームっぷりはいつもネタにされ、何かがあるたびにレスラーグランのクソコラがTwitterで投稿され、タグこそないがクソコラグランプリみたいな事になっている。
しかもレスラーが解禁された時期はちょうどパーシヴァルがメインのフェードラッヘシリーズ3作目の「氷炎牆に鬩ぐ」が開催されており、エピローグの一幕で主人公とパーシヴァルが同衾に近いことをするシーンがあるのだが、その時にレスラーグランになっていたら…というネタがTwitterなどで投稿され、覆面を付けたグラン君を愛おしく撫でるパーシヴァルというシュールな画が見られるようになった。一方のレスラージータが同衾するイラストは全くなかった事からも話題を食いちぎったのは珍しくグランという謎すぎる状況が発生した。アニメが始まってから、アニメのグランがピンチになる度に「こんなんレスラーグラン君なら…」的なクソコラやネタイラストがまたしても量産され始めており、レスラーグランのインパクトはシリアスな本編やメディアミックスが話題になるたびにネタに事欠かない存在として定着したのであった。
そして17年5月、各所から要望があった意思表示と共にClassⅣの絵が描かれたスタンプが実装されたが、ベルセルクやセージ、カオスルーダーが技名や状態異常を表しているのに対し、レスラーはデフォルメされててもそのまんまいつものレスラーグランのイラストで「ナイスファイト」の一文が。元ネタは恐らく野良アポロンHLに入ってレスラー集団に遭遇したというこちらのツイートからと思われる。
手に汗握るとてもいいマルチバトルが出来た時は、是非とも共に戦った仲間への労いと腹筋への嫌がらせのために贈るといいだろう。
なおこのスタンプ、後に実装されたボイススタンプに含まれている。
アニメでグラン役を演じた小野友樹氏の声で「ナイスファイト!」とボイスが流れるようになったため、腹筋へのダメージがアップした。
余談
高所から落とす、投げ飛ばすと、武器を大切に扱わないことで定評のあるClassⅣだが、このレスラーに至っては戦闘開始時に拳に力を込めて武器を破壊する。それがナマモノであっても、十天武器こと天星器であってもお構いなしに粉々に破壊する。漢の拳に飾りはいらないという事なのだろう。粉砕されてもゲーム上ではちゃんと武器の恩恵は受けており、消滅せずちゃんと装備欄に残ってるので安心してもらいたい。
性能
固定アビリティ | ナイフハンド・ストライク | 被ダメージで反撃(3回)/自分の防御UP/敵対心UP |
アビリティ2 | ファイティングスピリット | 自分にファイティングスピリット状態付与◆被ダメージで効果解除 |
アビリティ3 | マイクパフォーマンス | 参戦者に高揚効果 |
アビリティ4 | ツープラトン | 味方全体がターン経過なしで通常攻撃を実行 |
サポートスキル | 受けの美学 | 攻撃UP/一度だけ戦闘不能にならずにHP1で耐える |
サポートスキル | 武神の極意 | 羅喉阿修羅陣の奥義ゲージ上昇量UP/ターン短縮 |
固定であるナイフハンド・ストライクを駆使して他三つのリミットアビリティと様々なEXアビリティを組み合わせて殴り殺す、汎用性の高いジョブ。注意しないといけないのはナイフハンド・ストライクは「被ダメージ」でカウンターをすること。これまでは攻撃を受けたら回避して反撃したが、レスラーのこれはダメージを受けた上で反撃するという、現実のレスラーらしいスポーツマンシップに乗っ取った戦い方をする事になる。「ファイティングスピリット」という効果は要は「テンション」付与に近い。アオイドスやティクニウトリ・ショロトル、KBSN等を使うプレイヤーならわかるだろうが、テンションは4が出たとき、下手にバハムートやルシフェルで上げた攻撃力を遙かに超える大火力を出すことが出来ることに定評のあるバフである。これがうまく維持出来ればただ殴ってるだけで奥義並のダメージをポンポン出すことができるだろう。ただし、固定アビリティとの噛み合わせは悪く、これをメインに使う場合は保護者か自衛のできる六崩拳が必要となるだろう。これ自体は「レスラーよりオーガのためにある」と言われる事も。
マイクパフォーマンスによる全体高揚効果に加え、ツープラトンというターン無視で普通に攻撃できる技も相まって自分勝手だったオーガと違い、仲間とのタッグマッチも考慮されたナイスファイターとなっている。
サポートスキルのおかげで、即死クラスの大打撃をうけても耐えられる生存能力の高さもあり、HLでも全然出張して肉弾戦車っぷりを見せつけることが出来るだろう。
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