鍛錬の果てに蓄えた力は、強さのみならず、魅せる美しさをも兼ね備える。攻撃タイプのジョブ。遂に参戦!
概要
グラップラー、オーガなどの格闘系ジョブのClassⅣ。共闘クエストのEXTREME「パンデモニウム」を攻略し、ジョブマスターピース(現在、ジョブ専用武器)を完成させることで挑むことが出来るようになる「受け継がれる意思」にて登場する高性能ばあちゃんをオーガで撃破する事で取得可能なジョブ。ザンクティンゼルに住む何でもお見通しなおばあちゃんが若い頃に所属していた騎空団の騎空士の一人が、殴り殴られ、拳で語り続けた末に辿り着いた境地の一つ。肉体言語で教え込まれた事で主人公は言葉ではなく心で理解し、その力を扱えるようになる。殴る、殴る、そして殴るしか出来ないために保護者がいないと落ちかねない玄人向けジョブであるのが格闘ジョブだが、EXアビリティ欄が実質2つになる上強力なリミットアビリティが開放されたClassⅣでは組み合わせ次第でソロでも大ボス戦に出張し、その大火力を発揮できるようになっている。
元々「人は選ぶがかなり強力なジョブ」として「ジータがえっち」として定評のあったオーガジョブの上位互換としてかなり注目されていたが、まさかのレスラーという名称、そして二人のインパクトの塊のような衣装に多くの騎空士が驚愕し、腹筋をKOされていった。
まずジータだが、豊満なボディを一切隠す気のないピッチリした女子レスラーの衣装であり、はちきれんばかりの胸元、そして申し訳程度にしか隠してないマスク(?)をつけている。しかしなんといっても最大の特徴は多くの人の股間をノックアウトしかねない圧倒的尻。尻なのだ。茶色寄りの黒インナーで覆われているとはいえ、実質Tバックのような衣装で尻を丸出しにする衣装のインパクト、そしてそのお尻を刮目せよと言わんばかりに強調するジータのポーズは、発表された瞬間から多くの騎空絵士がレスラージータの尻を描きまくってた。その後のプラチナ・スカイの特別衣装でもお尻をみせつけていた。クセにでもなったのだろうか。
一方のグランだが、そんないつもはその可愛さセクシーさえっちさで話題をかっさらうジータを一瞬で喰うインパクトの塊となっていた。
何が起きたと思うほどの筋骨隆々な体躯になったばかりか、大量の羽を首元に巻き、右肩にどこで穫ったのか分からないチャンピオンベルトを携え、青と赤を基調とした覆面を被ったルチャリブレめいた出で立ちで、圧倒的ファイティングスピリットを感じさせるいつもの無表情っぷりで仁王立ちし、コチラをガン見するという、グラブルが何のゲームか分からなくなるような姿を披露した。
この一目見たら忘れられないグランのトランスフォームっぷりはいつもネタにされ、何かがあるたびにレスラーグランのクソコラがTwitterで投稿され、タグこそないがクソコラグランプリみたいな事になっている。
しかもレスラーが解禁された時期はちょうどパーシヴァルがメインのフェードラッヘシリーズ3作目の「氷炎牆に鬩ぐ」が開催されており、エピローグの一幕で主人公とパーシヴァルが同衾に近いことをするシーンがあるのだが、その時にレスラーグランになっていたら…というネタがTwitterなどで投稿され、覆面を付けたグラン君を愛おしく撫でるパーシヴァルというシュールな画が見られるようになった。一方のレスラージータが同衾するイラストは全くなかった事からも話題を食いちぎったのは珍しくグランという謎すぎる状況が発生した。アニメが始まってから、アニメのグランがピンチになる度に「こんなんレスラーグラン君なら…」的なクソコラやネタイラストがまたしても量産され始めており、レスラーグランのインパクトはシリアスな本編やメディアミックスが話題になるたびにネタに事欠かない存在として定着したのであった。
そして17年5月、各所から要望があった意思表示と共にClassⅣの絵が描かれたスタンプが実装されたが、ベルセルクやセージ、カオスルーダーが技名や状態異常を表しているのに対し、レスラーはデフォルメされててもそのまんまいつものレスラーグランのイラストで「ナイスファイト」の一文が。元ネタは恐らく『野良アポロンHLに入ったら5人ともレスラーという集団に遭遇した上、撃破後に全員から「ナイスファイト!」というメッセージを送られた』という、数万RTを叩きだす広がりを見せたあるツイートがからと思われる。現在該当ツイートは見れないが、自分の挨拶欄がたった数秒で全員レスラーグラン君になった上文面が全員同じになのを想像すればだいたい理解できて腹筋も鍛えられることだろう。
手に汗握るとてもいいマルチバトルが出来た時は、是非とも共に戦った仲間への労いと腹筋への嫌がらせのために贈るといいだろう。
なおこのスタンプ、後に実装されたボイススタンプに含まれている。アニメでグラン役を演じた小野友樹氏渾身の「ナイスファイト!」ボイスが流れるようになったため、腹筋へのダメージがアップした。ナイスヴォイスッ!!
余談
高所から落とす、投げ飛ばすと、武器を大切に扱わないことで定評のあるClassⅣだが、このレスラーに至っては戦闘開始時に拳に力を込めて武器を破壊する。それがナマモノであっても、十天武器こと天星器であってもお構いなしに粉々に破壊する。漢の拳に飾りはいらないという事なのだろう。粉砕されてもゲーム上ではちゃんと武器の恩恵は受けており、消滅せずちゃんと装備欄に残ってるので安心してもらいたい。
格闘大会イベントサウザンド・バウンドでは主人公のグラフィックがレスラーのグラフィックになり、衆人環視の中マスクが破れて素顔を晒す展開もある。もちろん表情はそのままである。
性能
固定アビリティ | ナイフハンド・ストライク | 被ダメージで反撃(3回)/自分の防御UP/敵対心UP |
アビリティ2 | ファイティングスピリット | 自分にファイティングスピリット状態付与◆被ダメージで効果解除 |
アビリティ3 | マイクパフォーマンス | 参戦者に高揚効果 |
アビリティ4 | ツープラトン | 味方全体がターン経過なしで通常攻撃を実行 |
サポートスキル | 受けの美学 | 攻撃UP/一度だけ戦闘不能にならずにHP1で耐える |
サポートスキル | 武神の極意 | 羅喉阿修羅陣の奥義ゲージ上昇量UP/ターン短縮 |
言ってしまえば「敵味方に気を配ることができるオーガ」。固定であるナイフハンド・ストライクを駆使して他三つのリミットアビリティと様々なEXアビリティを組み合わせて殴り殺す、汎用性の高いジョブ。注意しないといけないのはナイフハンド・ストライクは「被ダメージ」でカウンターをすること。これまでは攻撃を受けたら回避して反撃したが、レスラーのこれはダメージを受けた上で反撃するという、現実のレスラーらしいスポーツマンシップに乗っ取った戦い方をする事になる。
「ファイティングスピリット」という効果は要は「テンション」付与に近い。アオイドスやティクニウトリ・ショロトル、KBSN等を使うプレイヤーならわかるだろうが、テンションは4が出たとき、下手にバハムートやルシフェルで上げた攻撃力を遙かに超える大火力を出すことが出来ることに定評のあるバフである。これがうまく維持出来ればただ殴ってるだけで奥義並のダメージをポンポン出すことができるだろう。ただし、固定アビリティとの噛み合わせは悪く、これをメインに使う場合は保護者か自衛のできる六崩拳が必要となるだろう。これ自体は「レスラーよりオーガのためにある」と言われる事も。
「マイクパフォーマンス」による全体高揚効果に加え、「ツープラトン」というターン無視で普通に攻撃できる(つまり連続攻撃率UPや追加攻撃バフの恩恵を受けられ、奥義ゲージも上がる)技も相まって自分勝手だったオーガと違い、仲間とのタッグマッチも考慮されたナイスファイターとなっている。
サポートスキルのおかげで、即死クラスの大打撃をうけても耐えられる生存能力の高さもあり、HLでも全然出張して肉弾戦車っぷりを見せつけることが出来るだろう。5/6がレスラーでもアポロンHLが撃破できる事からも、その強さが良くわかることだろう。
装備プール・キャラプールが進んだ昨今では、高難度バトルの高速キル編成で真っ先に名前が上がるボスキラーの地位を確立している。
特に天司武器が格闘で格闘武器があればある程強くなるフィオリトまでいる土属性に関しては『満場一致レベルで最強ジョブ』である。
バフをひたすら盛りまくった上で、「ツープラトン」をアビリティを即使用可能にする召喚石「黒麒麟」で回し続けて敵をサンドバッグにする凶悪戦法で、今日も空のどこかでボスから3カウントを取っていることだろう。
リヴァイアサンマリスどころかヴァルナやエウロペまで粉砕していくその様は正に『筋肉の化身』である。
2022年には、黒麒麟の最大4積みで殴り掛かるような戦術が高難易度バトルで拡散した結果として、黒麒麟に1体制限が付けられることとなり、レスラーとのコンボも弱体化する事となった。
(弱体化と言っても、黒麒麟4積み自体が3凸黒麒麟を作るのに途方な時間を必要とするためにやや現実的と言い難いのだが)
2024年には、レスラーの上位クラスとも言えるスマヒヒトが登場することになった。こちらの方は、どちらかと言うと相撲(グラブル内ではスモウォーと分けられているが…)の力士である。
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