概要
ClassⅣで一番最初に解禁されたジョブ。共闘クエストのEXTREME「パンデモニウム」を攻略し、ジョブマスターピース(現在、ジョブ専用武器)を完成させることで挑むことが出来るようになる「受け継がれる意思」にて登場する高性能ばあちゃんをウェポンマスターで撃破する事で取得可能なジョブ。ザンクティンゼルに住む何でもお見通しなおばあちゃんが若い頃に所属していた騎空団の騎空士の一人が、武勇を極めた末に辿り着いた境地の一つ。肉体言語で教え込まれた事で主人公は言葉ではなく心で理解し、その力を扱えるようになる。
見た目はオオカミの毛皮を頭にかぶり、鳥の羽で出来た様なマントをはおっている。グランは全身にダークブルーの鎧を着こんだ姿であり、狂戦士と化した事で緊張がほぐれたか、いつも無表情を貫いていたあのグランがヒャッハーとした狂気的な笑みを浮かべているのである。一方のジータは腕と脚に鎧を付けただけで、血で染まることを厭わないかのような白スカートにビキニアーマーのような胸装備となる。表情豊かなジータは野性味あふれるわんわんとした表情を覗かせており、とても可愛い。八重歯がキラリ。勝利時に感極まると何故かそのまま武器を落としてガオーっと威嚇のポーズを取り出す。初の武器を大事に扱わないジョブとなった。この伝統は後にカオスルーダー、レスラーにも受け継がれてしまう。
性能
固定アビリティ | ウェポンバーストⅢ | 奥義ゲージ+100%、攻撃力、チェインバースト火力アップ |
リミット1 | レイジⅣ | 奥義ゲージを30%消費して、マルチ参戦者全員の攻撃力とダメージ上限を上げる(大) |
リミット2 | アーマーブレイクⅡ | 自属性ダメージ+防御力ダウン |
リミット3 | ランページⅡ | 自分の連続攻撃確率がアップするが防御がダウン |
スキル1 | 闘争本能 | DAと最大HPが上がる |
スキル2 | 逆襲 | たまに攻撃を回避し反撃できる |
「猛撃」という単語が説明にも使われているように、とにかく火力や連続攻撃確率をゴリゴリと上げまくり、相手を叩き伏せる事が前提の性能。「何度も殴って奥義ゲージを上げまくって奥義と通常攻撃で殴り殺す」レスラーと比較すると「攻撃前にアビリティレールをがっしり組み立て、組み終わった後の最大の一撃で全てを終わらせる」短期決戦型。ウェポンバーストによる初手奥義攻撃も可能な上、素のスキルのおかげで連続攻撃を面白いほど繰り出せるほか、成長ボーナスで攻撃力と最大HPも上がるため、ジョブレベルを上げれば更なる火力増強が見込める。
本人だけの強化に留まらず、固定アビリティのウェポンバーストⅢはチェインバースト(1ターン中にパーティが2人以上奥義を放てた際に発生するボーナスダメージ)のダメージアップ、リミットアビリティのレイジⅣによる参加者全体の火力強化等、個人だけでなくパーティ全体の火力が上がるのが他の攻撃タイプのジョブと一線を画すところ。狂気にアテられたかのような破壊の応酬は味方すらも同じ破壊の虜にしてしまう様はまさにベルセルクの名に相応しい。
「アーマーブレイクⅡ」による防御ダウンは片面枠であるため、ダークフェンサーなどで攻防両面ダウンした際に「NO EFFECT」と出てしまうような事態に陥らないのも特徴。下限まで防御が下がる事で相対的にこちらの火力が上がるため、編成によっては、相手の体力がどれだけ多かろうと一瞬で削りきれる核弾頭の様な火力を見せる事もある。
また、ClassⅢにあった「アビリティの固定による一長一短」をClassⅣはEXアビリティの自由枠が2つあるという点でカバーしやすくなった事もあって、ウェポンマスターにあった「搦め手への対処方法が無い」という欠点を解消できるのが強み。更なる火力を得るためにリミットを複数つけるか、EX自由枠を用いて万能性能にするかはご自由に。
他のClassⅣと比較すると出てくる欠点はやはり「防御、回復手段が無いこと」。クリアオールやメディクを装備する事で多少カバー可能とは言え、やはりセージのような絶対の安心を得る回復は出来ない上、強大な敵を仕留めきれなかった時に行われる強力な反撃に対する対抗手段も無いため、そこはパーティの編成を考える等でカバーせざるを得ない。現環境では6人HLバトルや古戦場でもない限りは長期戦が危惧されるような環境もほとんどないため、短期決戦用の大火力パーティを編成して「殺られる前に殺る」ストロングスタイルを貫くのも問題ない。
実はエリュシオン実装後、一時的に下位互換扱いを受けるという不遇の時代があった。レイジ→コンクルージョン、アマブレ→ソング・トゥ・ザ・デッド、ポンバ→他心陣でほぼ同じことができる上に、あちらはこちらにない連撃バフやデバフを多種使いこなせてしまうためである。
しかしオメガウェポンの登場により立場は一変。得意武器を参照するという性質上、主人公ジョブの得意武器も重要視されるようになり、対象キャラが最多の剣を得意とする事が再評価された。現在ではアタッカージョブの一角として再び第一線で活躍している。
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