概要
四次元ポケットとは、ドラえもんのお腹についている半円形のポケットのこと。
通常の三次元とは別の方向に広がりを持つ、四次元の名を冠したポケットだけあって、入るはずもない大きさや数の品物(ひみつ道具)が入っている。中に食品を直接入れても一切問題ないなど清潔で、欲しいものを思い浮かべながら手を突っ込むとそれが出て来る優れもの(慌てていたり、ドラえもんが何らかの原因で故障したりすると関係ないものが出て来る)。
まさにドラえもんの象徴のようなひみつ道具である。
同じしまい場所につながるスペアポケットもある(置き場所はドラえもんの寝てる押入れ内の枕の下である)。
ちなみに映画作品では数回ほど同じ仕舞い場所に繋がってるのを利用して、スペアポケットから入りドラえもんのポケットから出るという事もあった(その場合、ドラえもんのいる場所次第では「テキオー灯」を使っていた)。
ドラえもんが同名・同型のひみつ道具「四次元ポケット」を出したこともあるが、こちらは新品であり、ドラえもんのお腹のものとは繋がっていない。
ドラミのお腹にも赤い格子の入った四次元ポケットが付いている。
ドラ・ザ・キッドの「四次元ハット」、ドラメッド三世の「四次元ランプ」などのように、ポケット以外の四次元道具も多くある様子。『ザ・ドラえもんズスペシャル』ではリンクを繋げることも可能で、敵が発射したプラズマ兵器をワープさせて打ち返したり、亜空間で迷子になった時に乗っていた宇宙船ごとポケットにねじ込んで脱出したりしていた。
素材は不明だが、耐火性はそこまで大きくはなく、火をつけると燃えてしまう。水を通さないフタがついており、洗濯機で洗うことも可能。ただ、見た目はパンツと誤認されやすい。
基本的に『ドラえもんが登場する=ほぼ毎回登場する』ため、登場・使用回数は間違いなく1位の道具である。
余談
『ドラベース』では試合中に四次元ポケットの勝手な使用を防ぐため、選手のユニフォームのズボンのポケット(当然これが四次元ポケットである)の中に選ばれた三つの道具を入れ、それのみを使用すると言う形式になっていた。
関連項目
四次元くずかご:使用できない道具を放り込む一時保管庫。
ここたま:「たまごパンツ」から道具を出す姿がこちらの描写に似ている。